

ねえ、君はどこにいるのって呟いても
誰にも届かないように 鍵をかけて閉じ籠って
洗濯物が積もり積もって埋もれた街の底
見覚えのない服がいくつもあった
これはあたしのものじゃないよ あれもそれも全部違うよ
くたくたになった袖を通して また朝が来る
はじめっからそう全部 わかっていたはずなのに
いつでもどんな夜も塗り潰す明日を信じてみたいんだ
その目に映った痛みは君だけのものだなんて
そんなの知ってるよ、それなのに何故かいえないんだ
聞こえるかな ねえ?
ねえ、今日は何曜日だっけ 思い出せない
道ゆく人は変わんなくて 花は太陽を目指して
折角のお休みの日だって籠った街の底
歩いてもないのに疲れて眠る
ねえ、君のことを何もかも知りたいのに
君も全部は知らないの?ならちょっとずつ探そっか
喧嘩して涙が出ちゃって孤独と痴話喧嘩
痣だらけの心を抱き枕にしよう
それから何年も経ったらしい 空飛ぶ車 機械の鳩
目が覚めたのは午前0時 梟が鳴いている
明日の朝は雨が降るって 一方通行のテレビの声
ふいに何もかもやめたくなる 電源を落とそうぜ
はじめっからもう全部 終りを待つんだからさ
どこで離れ離れに終わったって どうせ変わらないんでしょ
でも明日になって君がいなくなってしまうならば
寂しくないなんて嘘だろうか ええと、どうだろうな
そりゃ寂しいよ
ねえ、明日は何を食べようか
ねえ、これからどこまで歩こうか
なんてことないと影を踏んだ朝
君が笑った気がしたんだ
天国も地獄も全部 誰一人知らないくせして
いくらかましだとか耐え難い苦痛だとか 嫌になってしまうな
必死に生きた証を誰かが名前を付けては笑う
そんなの下んないよ それだからずっといえないんだ
わかっていたんだよ全部 ただひたすら怖かったんだよ
いつか望んだこと悔やんだこと 全部離してたまるか
孤独に嘘をついたって 痛みはひとりだけのもの
きっと大丈夫だ やっと手が触れた君だから
夜が明ける前に
君を教えて、ねえ?
- Lyricist
Kei Koyama
- Composer
Kei Koyama
- Producer
Kei Koyama
- Mastering Engineer
noise
- Graphic Design
Kei Koyama
- Guitar
Kei Koyama
- Vocals
Kei Koyama
- Programming
Kei Koyama

Listen to Moonday by Kei Koyama
Streaming / Download
- ⚫︎
Moonday
Kei Koyama
潑溂としたリズムで日々の隙間を埋める夜を歌うデジタルシングル。
Artist Profile
Kei Koyama
Singer-songwriter, Music producer and Illustrator.
Kei Koyamaの他のリリース