透明な鎧/ハローバーのジャケット写真

歌詞

透明な鎧

halogen

火傷した胸に手を焼いて 泣かれた頬は乾ききって

表面だけ見えたまま「揺れないで」と零して言った

見えない鎧の中響く 鳴り止まない音

聞こえやしない応答

見上げたまま星を読んで 地面を傷つけてやってきた

踏み切ったその跡を消せるような風を待ってる

赤く晴れた空「もう泣かないで」

濡れたくはないから

着替えのない僕をどうか錆びつかせないで

走っても飛べなくなったブリキの生き物

「星が好きなんだ」

見上げただけ知った位置で 流れて残した尾のような

踏み切ったその跡が消えないように

まだ風よ吹かないでよ

消えない思いの中響く 届かない応答

「まっていたよ ずっと」

見上げても落ちてはくれなくて 願うことすらままならなくて

踏み切ってきたこの体で届けるよ

見上げたまま君を呼んで この身を傷つけてやってきた

踏み切ったその跡が消えても まだ熱いままだよ

まだ痛いままだよ

  • 作詞

    小野汀太

  • 作曲

    小野汀太

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アーティスト情報

  • halogen

    宮城県出身4ピースロックバンド。 2021年、高校1年生の時にVo.ていた、Dr.そうた、および旧メンバーにより結成。メンバーの脱退を受け、2022年よりBa.ゆーいち、2023年よりGt.歩夢が加入した。 ジャンルにとらわれず、幅広い音楽性を演奏によって表現している。日常のふとした瞬間を切り取った歌詞を始め、壮大な好奇心から始まる歌詞まで、様々な情景をボーカルの歌声に乗せて届けている。

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