歌詞

蓮華の上に坐すとも

心に業あらば　真理は届かず

言葉は飾り　祈りは形

動かぬ魂　それが仏道

目を開け　耳を澄ませ

偽りの教えが　善を語る時代

だが忘れるな　火の中でこそ

悟りは咲く

喝ッ！　火生三昧　煩悩を焼け

業火に踏み込め　己を斬れ

黙して語らぬ　それもまた慈悲

だが今は吼えるとき

真言（マントラ）でこの世を浄めよ

欲と怒りと愚かさに

人は己を明け渡す

だが見よ　苦悩の果てに

種は沈み　根を張る

金剛界の知恵を携え

この身を灯明（とうみょう）とせよ

生きるとは　燃ゆること

滅するまで燃やし尽くせ

喝ッ！　火生三昧　真理を抱け

偽りの経典に　刃を振るえ

智慧なき権威を　見抜けぬ者に

仏の顔など　見せられぬ

「如来は外にあらず　汝の内に宿れり」

「怨敵もまた仏の化身なり」

「六道輪廻を越える道は　一歩の中にある」

誓願成就、されど尚

この世は迷いの渦中（かちゅう）にあり

喝ッ！　火生三昧　すべてを焼け

己を焼き　世界を灯せ

憎しみさえも　救いの一歩

真言は剣　慈悲は炎

今ここに　仏道、鳴動せり