Hakumeikaikiron (feat. hakononakami) Front Cover

Lyric

Hakumeikaikiron (feat. hakononakami)

ukinopsuke

触れたら壊れそうな朝

ミルクがちょっと澱んだ

昨日の夢のせいかもね

誰にも言わず飲んだ

真昼の空にモヤがかかって

答え合わせはまた今度にしよう

今日も上手く笑えている?

こんな世界で生きていけるかな?

いつも曖昧なんだ僕らは

存在一つ取ったって

正解なんてない世界で

答えを探した

錆びた記憶がまだ

夕立に笑っていた

空き地に残る

鳴り止まない踏切の音

思い出はいつも

ただ僕をずっと

遠く遠くへ

連れ去って舞って泣いてしまった

図書館の裏の空き地に

誰かが捨てた漫画

開いたページのセリフ

風がめくっていた

鳴き止まない蝉が

誤魔化すように

くだらないことばかり

覚えていた

僕は今日も意味のない

問いかけばかり

繰り返していた

例えば正しさってなんだっけ?

優しさってなんだっけ?

正解なんてない世界で

答えが見つかる

ほどけかけたまま

指の間で揺れていた

掴めなかった

すり抜けたあの日繋がった糸

夕暮れに消えた

僕らの影は

いつか忘れるはずだったのに

取り残された

どこにも行けずに

立ち尽くしたまま

振り向けばただ遠ざかる記憶

視界の端にも残らなくて

雨音混じりのフレーズを

今もふっと口ずさむ

それだけで少しだけ

ここにいる気がして

きっと消えないまま

僕を照らしている

錆びた記憶の中

まだ声が響いていた

曖昧なまましまい込んだ

君への手紙

優しい嘘と言えなかったこと

一つ一つを

連れ去って舞って溶けてしまった

  • Lyricist

    ukinopsuke

  • Composer

    ukinopsuke

  • Producer

    ukinopsuke

  • Keyboards

    ukinopsuke

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