

霧深い森の奥
老婆たちが歌う
「誉れあれ 選ばれし娘よ」と
純白のドレスは
まるで雪の薔薇
村の誰もが 私の幸せを疑わない
掟という名の 鎖に繋がれ
馬車は石畳を 王都へと
進む窓の外 流れる景色は
鮮やかでけれど私の心だけが
モノクロームのまま
教えられた「しあわせ」と
胸を刺す「痛み」どちらが真実か
風に問いかけても答えは車輪の
音にかき消される
ああ 私は魔女 まだ名もなき花嫁
煌びやかな城は 美しい
鳥籠 王子様 あなたの瞳に映るのは
私ですか?
それとも古い契約ですか?
王都の鐘が鳴る 祝福のふりをして
人々は手を振る 何も知らずに
私の魔法は まだ小さすぎて
この運命を 灰に変えることもできない
「逃げなさい」と誰かの声がした気がした
それは 私の知るはずのない母の声か
それとも 私自身の 魂の叫びか
ああ 私は魔女 愛を知らぬ花嫁
捧げられた体と
凍りついた心
王子様 その手に触れたなら
私の違和感(うそ)見抜いてくれますか?
行かないで 霧の向こう
手を振る影 裸足のままで
追いかけ続け・・・
- 作詞者
音人たちの物語
- 作曲者
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- プロデューサー
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音人たちの物語

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モノクロームの花嫁
音人たちの物語
『モノクロームの花嫁』は、見習い魔女マリーの視点から描かれるダークファンタジー楽曲。
祝福に包まれたはずの婚礼の裏で、少女は「掟」という名の鎖に繋がれ、王都へと運ばれていく。
純白のドレスと煌びやかな城――しかし彼女の心だけは、色を失ったまま。
愛なのか、契約なのか。
祝福なのか、犠牲なのか。
まだ未熟な魔女であるマリーは、掟という運命を灰に変える力を持たない。
それでも胸の奥で囁く“逃げなさい”という声に導かれ、彼女は問い続ける。
これは「幸せ」という言葉の裏側を描いた、
音人たちの物語の一片。
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