Lyric

雨が降ってきた　ポツリと頬にひとつ

傘はないけれど　もう少し歩いて行ける

Rainy

徐々に暗くなった　湿った空気生温くて

駆け込む人で溢れるカフェ　入りたくない

アスファルト叩く　雨音も強くなって

気づけば屋根もない交差点だ

あの時あなたに頼っていたら

差し伸べられた手を握っていたら

こんなにずぶ濡れにはならなかった

強がる癖をやめられないから

あなたの言葉を信じなかった

乾いた心へ沁みてくrainy

Rainy

すれ違う人が　訝しげに見ては無言で

通り過ぎてく　煙る景色　止まる足

何処へ行けばいいの

あの時わたしが素直だったら

差し出された想い受け止めてたら

こんなにずぶ濡れにはならなかった

強がる癖は呪いのようにさ

あなたの光を掬わなかった

乾いた心へ冷たいrainy

頭の先からシャツを伝って

流れていくわたしの汚いところを

音を立てて排水溝が飲み込んでいく

優しくて広い海に届く頃には

もうここには誰もいない

戻る場所もない

会いたい

あの時あなたに頼っていたら

差し伸べられた手を握っていたら

こんなにずぶ濡れにはならなかった

強がる癖をやめられないから

あなたの言葉を信じなかった

乾いた心へ沁みてくrainy

冷たいrainy