Lyric

ねじふわ髪絡まる正午

ごくりと喉が鳴り響いた

見えてしまったんだ

隙間から

敷き詰められた カラフルな生命

素晴らしき現実煌々地獄

生存競走きついな

陽気な騒がしさ

今日も転びました

ああ こんなにも痛いのは

打ち所が悪かったわけではなくて

わたしが悪いんでしょう？

走り出す 真っ直ぐでいられず

グルグル湯気たつからだ

そっと隠す長いスカートで

机に夢描いた

分離した味がした

ハニーマスタードの記憶達よ

捻ろうか？詰ろうか？

無垢な足の向く先は？

牙も爪も武器も今世

持ち合わせていないもので

まじか　ピラミッドの最下位で

だからって言葉で千切って

あなたを殺す気は無いんだ

立派な 馬鹿になりたくない

過去を除いても

未来を覗いても

軽やかに落日を迎えたい

枝に執着する木の葉のような

日々を望んじゃダメですか

ありのまま 自分らしくって

それ 知ってたら苦労しないな

あまいだけ にがいだけ

年月だけを齧った

とりあえず教えてよ

あのねじりパンの思い出達よ

一生わからない

わからないのも わたしかなあ

うずくまる腕をおろす

額に残る跡が消えてく

いま誰かがわたしを食べても

きっと味がしない

走り出す 真っ直ぐでいられず

グルグル夢まつからだ

そっと笑う 長いスカートは

机を抱きしめた

最期まで食べたいよ 愛しい

やさしくなんかない日々

一生忘れない

忘れられない も わたしだ