自分のズルさを知った日に僕は生まれた
孤独の温かさを隠れ家にして
僕らはみんなそれぞれに
ボロボロになりながら
無重力のような夜を知ったはずだ
そんな夜が当たり前になってから
僕の人生は終わって
そして始まったのさ
早くも後悔を使い果たしてしまいそうな
二十代の折り返し地点では
ずっと壊れそうな何かが一向に壊れなくて
それがかえって気掛かりだったりする
さて、同情や慰みは
一旦グラスの底に沈めよう
そんなに悪いもんじゃないなと思うまで
眺めることにしよう
本当の気持ちを喋るのが大好きな
テーブルの上の食べ物たち
だけど言葉は言葉を超えないみたい
それなら僕は冷たいやつのままでいいよ
プラットホームの小さな売店が
昔から憧れだったんだ
売店から見える景色を想像するのが
今でも凄く好きなのさ
歌は遠ざかり
僕が追いかけてくる
旅はまるで微睡みさ
旅はまるで君のようさ
あの街を振り切ってみたい
この僕を騙してやりたい
でも歌だけが遠ざかり
僕が追いかけてくる
新幹線は単純な時間の線になって
ただ夜に向かって延び続けるよ
言葉と声を取り違えたまま
明日に向かって延び続けるよ
それじゃあ
せめて憧れは憧れのまま
僕の中で眠りたまえ
それだけが僕の宝物さ
それだけが本当のこと
言葉は言葉を超えないけれど
言葉なら君に触れるよ
この手で触るよりも深くて柔いところ
触ってあげられるよ
昼間の月
雨の街
僕を浸し
ヘッドホンはバッグの底の方で
失われた時間を鳴らしてる
誰のせいでもないよ
ちょっと疲れただけさ
ありがとう
ご心配おかけします
いつかの慰みを今ここに浮かべようかな
- Lyricist
Mom
- Composer
Mom
Listen to Uta-ha touzakari, Boku-ga oikakete-kuru by Mom
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