Hope in Summer Nightのジャケット写真

歌詞

今夜、エンドロールを

dawnwriter

朝、目覚めたら僕は一人だった

狭いワンルームが広く感じる

カーテンを開けたら外は暗かった

こんな時間に出て行ったんだね

時間が経っても君は居なかった

その体温も消えそうだよ

気づいた時はいつも遅いんだ

スクリーンが徐々に幕を下ろす

出したままの片付かない

下着、破れかけのシャツ

もう意味をなくした

あの思い出のフォトグラフ

終わりを告ぐこの隙間

埋めていたはずの想い

散っていく

突然のエンディングにいま

ふと気づいたんだ

僕は言葉すら失ってた

このエンドロールの中に

君の名前はない

認めたくなくて早送りした

一輪の花、テーブルに置いて

いつかの君と飾ったもの

その姿に君の面影を見て

散ってしまえなんて思ったんだ

どの言葉たちが君を知らず傷つけていたの?

もう戻らない吐いた針のような痛い言葉

その全てを洗い流し君の前に立った時に

なんて言おう

突然のエンディングにいま

光が鈍ってく

主人公にもなれない僕は

今夜はエンドロールを

静かに泳いでく

本当の最後を見たくて

この部屋に飛びかっていた笑い声を

かき集めて束にしたら

次のさ、ページを捲れるかな

永いエンドロールのその向こう側

この暗い画面がふっと明るさを増して

エンディングの先があったとして

僕は君との続きを願ってしまうんだろう

今夜は長いエンドロールを

  • 作詞

    dawnwriter

  • 作曲

    dawnwriter

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