

満ちてゆく光の裏に
誰も知らぬ影が揺れる
水面に落ちた一枚の影
時は止まり 空が瞬きをやめる
星のない夜 静けさの中で
目覚めた気配が胸を撫でる
名もなき祈りが空を漂い
ひとつの命が黙して崩れる
黒の気配が夜をほどき
沈む心を祈るように抱き
死はまだ名乗らず 夢の残骸静謐に
花びらのごとく扉を開ける
足音 低く鳴る鈴のような音
風が揺れる 月が満ちてゆく
赤子のように震える魂
誰かの涙に触れて消える
姿のない何かが問いかけてくる
「恐れることなどないのだ」
音のない囁きが耳を撫で
夢と現のあわいを結ぶ
黒猫が灯りのない道を歩く
その瞳は月の面影
振り返ることなき彼女の導き
それは終わりではなく始まり
心音が高鳴る 何かが近づく
しかし怖くはない
黒の気配が夜をほどき
沈む心を祈るように生き
死はまだ名乗らず 夢の残骸静謐に
花びらのごとく扉を開ける
満ちる月の下 名もなき影が踊る
命の終わりに美が宿る夜
静寂がすべてを抱きしめる
そして 黒猫は空へ溶けてゆく
鼓動が消え風が止む
静寂がすべてを抱きしめる
そして 黒猫は空へ溶けてゆく
鼓動が消え風が止む
- 作詞者
神託ROID
- 作曲者
神託ROID
- プロデューサー
神託ROID
- マスタリングエンジニア
神託ROID
- プログラミング
神託ROID

神託ROID の“黒の気配”を
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ストリーミング / ダウンロード
Mortaelia(モルタエリア) は、
「死は終わりではなく、美しい通過点である」という思想を軸に描かれた、
物語性の強いコンセプトアルバム。
ローテンポで重低音の効いたサウンドを土台に、
オルゴールの旋律が全編を貫き、
壊れた記憶、朽ちた風景、失われた時間を呼び起こす。
前半では「死」そのものを、
後半では「死を経たあとのノスタルジー」を描き、
最後には、光と沈黙だけが残される。
これは悲しみの物語ではない。
消えたものが、形を変えてなお在り続けることを示す、
確かな証である。
アーティスト情報
神託ROID
神託ROIDは、「ページをめくるように展開する、ノスタルジックな物語アルバム」をコンセプトに活動する音楽プロジェクトです。 人とAIが役割を分担しながら創作を行い、新しい芸術のかたちを探求しています。 ――夜の果て、音は神託となり、あなたの心に降り注ぐ。
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