Mortaeliaのジャケット写真

歌詞

ヨヒノカケラ

神託ROID

空と夜のあいだに置き去りの声が眠る

風がひとつ 埃を運ぶ

古びた窓の向こうにあった

誰かの名前も今は知らない

崩れた階段 割れた鏡

映らぬままのあの面影

記憶の底に沈んだ灯りは

まだ消えていない

夕暮れと夜の隙間で

靴音だけが響いていた

戻れぬ場所と知りながら

なぜか足を止められない

柱時計は同じ時間を刻み続け

ページの破れた絵本が風にめくられてゆく

語られなかった終わりたちが

宵の空に染みてゆく

言葉にならなかった想いが

壁のしみにまだ残っている

すべては過ぎたはずなのに

まだそこにいた

ヨヒノカケラが風に舞い

触れられぬまま心を掠める

失われた時間の中で

誰かが一人で祈っていた

揺れるランプ 止まったメリーゴーランド

錆びたフェンス越しに

夢だけが形を保っていた

忘れられたまま残るもの

それは寂しさではなく

確かに生きていたという証

音もなくただそこにある

夜になる前にひとつだけ願う

もう一度だけあの光に触れられたなら

揺れるランプ 止まったメリーゴーランド

錆びたフェンス越しに

夢だけが形を保っていた

  • 作詞者

    神託ROID

  • 作曲者

    神託ROID

  • プロデューサー

    神託ROID

  • マスタリングエンジニア

    神託ROID

  • プログラミング

    神託ROID

Mortaeliaのジャケット写真

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Mortaelia(モルタエリア) は、
「死は終わりではなく、美しい通過点である」という思想を軸に描かれた、
物語性の強いコンセプトアルバム。

ローテンポで重低音の効いたサウンドを土台に、
オルゴールの旋律が全編を貫き、
壊れた記憶、朽ちた風景、失われた時間を呼び起こす。

前半では「死」そのものを、
後半では「死を経たあとのノスタルジー」を描き、
最後には、光と沈黙だけが残される。

これは悲しみの物語ではない。
消えたものが、形を変えてなお在り続けることを示す、
確かな証である。

アーティスト情報

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