Mortaeliaのジャケット写真

歌詞

時の教会

神託ROID

軋む扉 風に吹かれる古い鐘

扉の先に広がる沈黙の大聖堂

埃の匂いと遠い音だけが残っていた

崩れかけた柱の影に

誰かがいた気配が滲む

踏みしめる床の軋みにすら

記憶は染み込んでいた

音は決して消えない

姿が失われても

響いた痕跡が空気に残る

陽の差さないステンドグラス

割れた窓から吹き込む風

そこにいた者たちはもういない

けれど音だけが今も確かに

時は止まってはいない

けれどこの場所はどこにも向かっていない

ただ響きだけが永遠を知っていた

時の教会で名を呼ばぬ声が鳴る

過去が残した最後の旋律

それは誰のものでもない

それでも確かに生きていた音

言葉より先に音があった

消えたあとにも音は残る

それがこの場所の意味だった

触れられないけれど確かに感じた

朽ちた天井の奥に

残された旋律がまだ揺れている

音がすべてを語り終えたとき

静寂が答えになる

そして世界はまた動き出す

  • 作詞者

    神託ROID

  • 作曲者

    神託ROID

  • プロデューサー

    神託ROID

  • マスタリングエンジニア

    神託ROID

  • プログラミング

    神託ROID

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Mortaelia(モルタエリア) は、
「死は終わりではなく、美しい通過点である」という思想を軸に描かれた、
物語性の強いコンセプトアルバム。

ローテンポで重低音の効いたサウンドを土台に、
オルゴールの旋律が全編を貫き、
壊れた記憶、朽ちた風景、失われた時間を呼び起こす。

前半では「死」そのものを、
後半では「死を経たあとのノスタルジー」を描き、
最後には、光と沈黙だけが残される。

これは悲しみの物語ではない。
消えたものが、形を変えてなお在り続けることを示す、
確かな証である。

アーティスト情報

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