S.a.m Front Cover

Lyric

S.a.m

Low-he

真っ白だった Sneaker君と歩いて汚れてった

だけどなぜか その方が僕ららしくて好きだった

待ち合わせはいつもの場所 七分遅れて走ってくる君

「新しい靴?」ってすぐ気づいて つま先踏んで笑って逃げた

行き先なんて決めないままで コンビニでアイスを二つ買って

君はいつものソーダ選んで 僕のバニラを半分食べた

午前二時の歩道橋 車のライトを数えながら

「百台目が来るまで帰らない」 そんなルールを君が作った

九十七で雨が降って 一つの傘をうばいあったけど

左のスニーカーだけ濡れた君 それがおかしくて笑い合った

右と左 違う歩幅いつの間にか揃っていた

ほどけた shoelaces しゃがんだ僕の

背中に君がつかまった

君と履き潰した シューズ 数えきれない道を歩いた

白いソールについた傷まで どこでついたか覚えてるよ

あの日の雨 あの歩道橋 午前二時のくだらない約束

誰にも意味なんてなくたって 僕らには宝物だった

新品じゃなくていい 綺麗じゃなくていい

君との日々で汚れていく そんな 靴でいい

君の誕生日 財布の中 千円ちょっとしかなかったあの頃の僕

高い店には行けないからって 夜の公園を歩いた

小さなケーキを一個だけ買って ベンチで半分ずつ食べて

フォークを落とした君に僕のを渡して ぼくはそのまま口で食べた

帰り道のガードレール 並んで座って撮った写真

君の顔は少しブレてるのに 足元だけ妙に綺麗に写ってる

その写真を見つけるたび 胸の奥が少しだけ鳴る

幸せってきっとあんな夜を 忘れないことなのかもね

あの日君がくれた赤い shoelaces 片方だけ今もつけてる

「左右違う方が私たちらしい」 その言葉もまだ覚えてる

君と

君と履き潰した シューズ 数えきれない夜を越えた

踵の傷も 砂の跡も 僕らだけが読める日記みたいだ

喧嘩した日 帰れなくて 公園のベンチで黙ったまま

君のつま先 僕のつま先 触れて仲直りしたことも

新品じゃなくていい 完璧じゃなくていい

僕らの癖が馴染んでいく そんな 靴 でいい

靴箱の奥にまだある 最初に君と歩いた 靴

踵は潰れて 紐も汚れて もう履けそうにもないけど

Shoe tongueの裏に君が書いた 小さな「ずっと」の文字だけ

何年経っても消えないままで あの日の僕らを隠してる

いつか歳をとって 今よりゆっくり歩く頃

あの歩道橋を通ったら また百台 数えてみよう

九十七で雨が降ったら 今度は傘を差さないで

二人とも同じくらい濡れて あの日の続きを笑おう

君と履き潰した シューズ まだこの先も歩いていたい

何千キロ先の未来だって 君の隣なら遠くはないよ

ソーダ味のアイスも 十一月の海も

片方だけの赤い靴紐も 全部ここまで連れてきた

もしも靴底が擦り減って 歩けなくなる日が来たら

また新しい靴を買って 最初に君につま先踏まれたい

真っ白じゃなくていい 汚れたってかまわない

誰にもわからない思い出で いっぱいの 靴 がいい

玄関に並ぶ シューズ 君のほうだけ少し斜めで

直そうとしたら君が言う

「そのままでいいよ」

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    Low-he

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    Low-he

This is S.a.m (Shoes and Memories), a song about memories associated with shoes.

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