合図のジャケット写真

歌詞

池見 優, 野良's

どこかになくした黄色の靴紐

探し歩いて朝までブラついて

何になりたい

いつかは裸足で無理して笑った

ハスキーな声が頭の中で鳴り響きはじめたら

誰かの真似にまた誰か夢中になってゆく

坂の上へ登れば なんでもないレコードの音が聴こえてくる

あの頃街はずいぶん遠くに

見えもしない月の夜を数えている

ダッカで拾った薄手のネルシャツ

来る日もくる日も着倒したって色褪せない

いつもの暮らしを抜け出して思った

モスクの先でハッピーエンド 気が狂い始めたら

そうか僕らもういつか宇宙に住めるんだってね

丘の上で踊れば

何でもないレコードの音で震えてくる

あのこの町はずいぶん遠くで

消えもしない月の夜を憶えている

自分の弱さがみえてきた

都会の朝を歩いたから

時代の脆さを憂いてきた

他人の傘すら押しのけて

次第に夜は白けて来て

紺碧の空が澄み切れば

いつしか描いた自画像に

他愛もないあなたが笑う

次第に夜は白けて来て

紺碧の空が澄み切れば

いつしか描いた自画像に

他愛もないあなたが笑う

  • 作詞

    池見 優

  • 作曲

    池見 優

合図のジャケット写真

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合図

池見 優, 野良's

終焉への、準備が整った。
全ては最初から解っていたはずなのに、
突然の様に感じるのは何故だろう。

始まりは如何やらとうの昔に、
過ぎ去った嵐の香りのようだ。

終わりは如何やら素知らぬ顔で、
眼前に現れた果実のようだ。

はじまりの、おわり。
おわりの、はじまり。

全ては、ひとつの、合図だ。

[池見 優 1st full album : 九州から渾身の意欲作]

アーティスト情報

  • 池見 優

    1989年12月5日、大分県の別府市に生を受ける。 それぞれの心象風景を描くような独自の詩と音の世界。 自由にジャンルの垣根を超えたパフォーマンススタイルは、日々刻々と進化を続ける。 2021年、農と音の自由空間、『高千穂マアルヤ!』を、営みはじめる。 映画や映像への楽曲提供をはじめ、各地のフェスや大小様々な催しに出演。 また執筆やイベントオーガナイズなども手掛け、精力的な活動は多岐に渡る。

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  • 野良's

Abuku Records

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