合図のジャケット写真

歌詞

オータム・リーヴス

池見 優

明けても暮れても繰り返す

偏に揺れもせず点ててゆく

時間を忘れる宛もなく 理解を促す糧もない

欠けても枯れても繋いでゆく

命の欠片に火を点けて

感傷が流れ出すように一杯を 淹れたかったのはとうの昔

そうして産まれた組曲を

如何して誰かに送ろうか

いま舞い落ちるあの木の葉のよう

美しさ置いて来た昨日

「明日逝くとも知れないわ」

もしも呟く耳元で

こうして埋もれる血の中で

雪を待つ生き物を溶かすよう

いま舞い落ちるあの木の葉のよう

美しさ置いて来た昨日

いま酔い痴れるあの果実のよう

如何ともし難い表情で

いま問い詰める言葉 奥 鼓動

幾何学模様のタペストリー

いま辿り着く頭の奥の方

誰かの何処かに届くよう

  • 作詞

    池見 優

  • 作曲

    池見 優

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終焉への、準備が整った。
全ては最初から解っていたはずなのに、
突然の様に感じるのは何故だろう。

始まりは如何やらとうの昔に、
過ぎ去った嵐の香りのようだ。

終わりは如何やら素知らぬ顔で、
眼前に現れた果実のようだ。

はじまりの、おわり。
おわりの、はじまり。

全ては、ひとつの、合図だ。

[池見 優 1st full album : 九州から渾身の意欲作]

アーティスト情報

  • 池見 優

    1989年12月5日、大分県の別府市に生を受ける。 それぞれの心象風景を描くような独自の詩と音の世界。 自由にジャンルの垣根を超えたパフォーマンススタイルは、日々刻々と進化を続ける。 2021年、農と音の自由空間、『高千穂マアルヤ!』を、営みはじめる。 映画や映像への楽曲提供をはじめ、各地のフェスや大小様々な催しに出演。 また執筆やイベントオーガナイズなども手掛け、精力的な活動は多岐に渡る。

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Abuku Records

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