明けても暮れても繰り返す
偏に揺れもせず点ててゆく
時間を忘れる宛もなく 理解を促す糧もない
欠けても枯れても繋いでゆく
命の欠片に火を点けて
感傷が流れ出すように一杯を 淹れたかったのはとうの昔
そうして産まれた組曲を
如何して誰かに送ろうか
いま舞い落ちるあの木の葉のよう
美しさ置いて来た昨日
「明日逝くとも知れないわ」
もしも呟く耳元で
こうして埋もれる血の中で
雪を待つ生き物を溶かすよう
いま舞い落ちるあの木の葉のよう
美しさ置いて来た昨日
いま酔い痴れるあの果実のよう
如何ともし難い表情で
いま問い詰める言葉 奥 鼓動
幾何学模様のタペストリー
いま辿り着く頭の奥の方
誰かの何処かに届くよう
- 作詞
池見 優
- 作曲
池見 優
池見 優 の“オータム・リーヴス”を
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- 1
合図 (feat. EUGLENA MAN)
池見 優
- 2
編む
池見 優
- 3
針
池見 優
- 4
水の音がする
池見 優
- 5
丘
池見 優, 野良's
- ⚫︎
オータム・リーヴス
池見 優
- 7
火を焚く
池見 優, Mar : you ∴
- 8
曲
池見 優
- 9
ナイフとフォオク (feat. K-SK)
池見 優
- 10
はじめて
池見 優
- 11
ながれながら
池見 優
- 12
トキノシロ (feat. カタカセエックス)
池見 優
終焉への、準備が整った。
全ては最初から解っていたはずなのに、
突然の様に感じるのは何故だろう。
始まりは如何やらとうの昔に、
過ぎ去った嵐の香りのようだ。
終わりは如何やら素知らぬ顔で、
眼前に現れた果実のようだ。
はじまりの、おわり。
おわりの、はじまり。
全ては、ひとつの、合図だ。
[池見 優 1st full album : 九州から渾身の意欲作]
アーティスト情報
池見 優
1989年12月5日、大分県の別府市に生を受ける。 それぞれの心象風景を描くような独自の詩と音の世界。 自由にジャンルの垣根を超えたパフォーマンススタイルは、日々刻々と進化を続ける。 2021年、農と音の自由空間、『高千穂マアルヤ!』を、営みはじめる。 映画や映像への楽曲提供をはじめ、各地のフェスや大小様々な催しに出演。 また執筆やイベントオーガナイズなども手掛け、精力的な活動は多岐に渡る。
Abuku Records