All Imperfect Summerlandのジャケット写真

歌詞

きみはテレプシコーラ

The Otals

実はエスパーです

でも花を枯しました

君からもらったのに

いまはちょっと泣いています

テレパスが得意です

未来予知は練習中

でも探しています

どっかにあるらしい

マジカルな愛というやつを

目閉じて気づく

ベランダに春の匂いだ

そして用もなく出かける

隣の駅まで自転車を漕いで

あたしは考える

一体全体愛ってなんだ

きみが髪を切りにいく

ちょっと楽しみ

早く帰っておいでよ

あたしは物知りです

クイズだって得意です

ピカソの本名もベートーヴェンの

引越し回数もわかるけど

知らないその愛とかいうやつは

ぼーっとして気づく

きみはちょっといい匂いだ

なぜなんだって思う

となりにいると眠くなるわけを

あたしは考える

一体全体愛ってなんだ?

きみが髪を切りに行く

迎え行こっかな

って思った春の午後

ああテレプシコーレ

歌うテレパス

テレプシコーラ

ふたりテレパス

テレプシコーラ

  • 作詞者

    The Otals

  • 作曲者

    The Otals

  • プロデューサー

    The Otals

  • ギター

    The Otals

  • ベースギター

    The Otals

  • ドラム

    The Otals

  • シンセサイザー

    The Otals

  • ボーカル

    The Otals

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『恋と喪失、死と不思議』全17曲入りの大ボリュームで贈るThe Otalsの2nd.フルアルバム。壁のような歪みとベルのように響くクリーンなギターサウンドを使い分け、オルタナティブを主軸としつつ、エレクトロやダンスサウンドまで取り込んだバラエティに富んだ楽曲群を、ファックス・マリーナのふたりによる特徴的な男女ボーカルのハーモニーと、ジャンルのセオリーに縛られないリズミックでポップなメロディーラインの力で一貫したバンドのカラーにまとめ上げた大作。
『すべて不完全な夏の王国』と題された本作は、少年文学から影響を受けたという楽曲が多く収録されており、『永遠と一瞬』を対比させた日々の何気ないやり取りを克明に切り取った現代劇から、吸血鬼や魔法使い、幽霊など、ファンタジックなモチーフまでさまざまに入り乱れる短編集のような味わいを堪能できる。ポップで明るいメロディーで構成され、歌詞もどこか砕けた口語混じりだが、その裏に死や喪失の影がひっそりと散りばめられており、それぞれの楽曲に複雑な陰影をつけている。『自分達の強みを全て活かした総力戦』と銘打たれ2年以上前からこの夏を描くためだけに水面下でひたすら準備をが続けられていたという、新たな金字塔を狙うThe Otalsの野心的な決定盤。

アーティスト情報

Blue Moon Garage

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