虫の音を聞く幼心の
一人遊びに旅立つ
心許なく巡らすはしなくも
指折り数える作り話を
然さもありなんと諂う
臆面なく口からは出任せ
むすんで開いた後で雲隠れ
物はしたなしに報いをひとつとどのつまり
浮世絵の様に華やぐ水面の
写し鏡に魔が差す
事を構えて揶揄うやかましや
歪な言葉を履き違えると
情けも無く匙を投げる
開いた口は塞がらずとこしなえ
燻んでゆがむ戯れに気後れて
その場しのぎの目論見も外す虚仮威し
ものはためしと言い包めると面は漫ろ眉を潜める
お気の毒さま後の祭り
懐にしまい忘れた隠し事を水に流す
目に余る足掻きあにはからんや
- 作詞
森 幹
- 作曲
森 宗
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- ⚫︎
ものはためし
bo:ta
- 2
ドーラン其ノ壱
bo:ta
- 3
灯籠
bo:ta
- 4
暮らし
bo:ta
- 5
ヒカリゴケ
bo:ta
- 6
身代わり
bo:ta
- 7
叱り
bo:ta
- 8
ドーラン其ノ弐
bo:ta
- 9
あゝだこうだ
bo:ta
All Composition / Programming / Instruments : Sou Mori
All Lyrics : Miki Mori
Sound Producer : KOHKI
Vocal :
Track1,3,4 : KOHKI
Track7,8,9 : Sou Mori
Track2,8 Miki Mori
Track6 : Kiyo Shioiri
Recording Studio : bo:ta studio / STUDIO-KOHKI
Mixing and Mastering Studio : STUDIO-KOHKI
Cover Design : NIBO
Cover Painting : S.SEKI
アーティスト情報
bo:ta
『これは僻地のオカシイはなし』 「bo:ta (ボータ)」 森 宗(モリ ソウ)、森 幹(モリ ミキ)の兄弟とその友人であるNIBO(ニボ)の3人から成るグループ。 森家の屋号である「|田(ボータ)を冠したグループ名。 長野のある町でのホントの、そして時に架空のはなし。 独自解釈による町の姿を音楽にしたり、映像にしたり、文章にしたりと築170年余の実家を「bo:ta Gallery 1848」としてオープンし、そこを起点に発表をしている。
|田 bo:ta