2019 Front Cover

Lyric

Doran Sononi

bo:ta

儲け虚しく悪足掻きもせん

名うてくだらん有様に堪えず

かつ世知辛く粗に揉まれ合います

働かにゃあならんもんで御役御免も呆れる

無愛想懶惰な譫言と鳴く差し出がましい冷笑い

かほど卑しき生業に物乞いも演じ出す仕舞い

御託宣いよいよ吐かし手招き

已む無くここは白旗を畳む

軒並みよくもまあ頑なに法螺吹きばかり

花の眦滲むに募るは為人互いに宿し

働かにゃあならんもんで百も千も道を反らせる

開演に三下りの音を聞かせ寄席を沸かせぬ咳払い

煽り二枚舌以外に語るに足らずの梔子

必ずや迎えに参りますと鼻高々交わした誓い

果報は寝て待てど暮せどお訪ねも来やせん

咎め抗うことなく修め過ち伴う

よろけ遠鳴りを辿り夜明けまで闇を逃れ

お前だけ安堵もないお前だけが身悶えん

お暇する訳にいかんかね足任せに急く

四方に所狭し傍目が差す白塗りの面と化す

敢なき大波乱かね

空知らず免れぬ責苦を負うこゝろに

お手を拝借願い上げ

  • Lyricist

    Miki Mori

  • Composer

    Sou Mori

2019 Front Cover

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All Composition / Programming / Instruments : Sou Mori
All Lyrics : Miki Mori
Sound Producer : KOHKI

Vocal :
Track1,3,4 : KOHKI
Track7,8,9 : Sou Mori
Track2,8 Miki Mori
Track6 : Kiyo Shioiri

Recording Studio : bo:ta studio / STUDIO-KOHKI
Mixing and Mastering Studio : STUDIO-KOHKI
Cover Design : NIBO
Cover Painting : S.SEKI

Artist Profile

  • bo:ta

    bo:ta(ぼーた) 予てから信州新町(長野)を活動拠点としてきた音楽家・KOHKI が、プロジェクト・メンバーの受け継ぐ旧家の伝 統建築に着目し、地域の歴史に音楽でコミットしていくグループとして 2022 年にスタート。 デビュー作となる「二〇一九」は森宗(作曲)、森幹(作詞)ら作家陣による楽曲と、音楽プロデューサー・KOHKI のサウンド・プロダクション、そしてデザイナー・NIBO、4 名のコラボレーションで制作されました。 メンバーの故郷・信州新町(長野)での暮らしから不意にこぼれ落ちた日々の断片を、山々にエコーするナチュラ ル・サイケデリアとして表現する、王道のオルタナティヴ・ミュージック! 細野晴臣、ピンク・フロイドなど音楽的ルーツを感じさせながら、ワールド・ミュージックや日本の伝統音楽への 隠し切れない羨望が滲む...それでも最後にふと残るのは、素朴で温かなメロディ。

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bo:ta

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