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峠を越えると徐福の宮の楠の大木が海を背景に見えてくる。ここをおとずれるたびに、歩んできた長い道のりを振り返る。そして、最後に振り向いて、何年か後に再度訪れることをを誓った。次に来る時はどんな風景を見せてくれるだろう。
自ら何度も歩き、自然と対話した、熊野古道シリーズの一作品である。
広島県尾道市出身。現在は千葉県市原市に在住。ピアノを中心としたネオクラシカルの作曲家。 田園地帯で稲作を営みながら、自然に囲まれ、その音に耳を傾けながら多くの時間を過ごしている。 作品はシンプルでありながら、時とともに移り変わる自然の光を想起させる。それはまるで、長い年月をかけて刻まれた、自然の奥底から響き渡る生命の歌のようである。 彼は幾度となく熊野古道を歩き、その姿を形作ってきた自然と人々の祈りを捉え、数々の作品にまとめ上げてきた。その一つに2020年にリリースされたアルバム「軌跡」がある。その後も、熊野古道をテーマとした作品を数多く発表している。 ソロ活動の傍ら、映像作品への楽曲提供も行っており、数々のアニメーション絵本や伊豆大島の博物館ジオノスの生物展示導入アニメーションの音楽も手掛ける。 稲作や日々の暮らし、そして自然の音に寄り添う暮らしを通して、自然の中で優しく包み込む時間と生命の静寂、そして人々の祈りを、静かに音楽に投影している。
Yoshiki Tagashira