彼岸のアルカディアのジャケット写真

歌詞

諦念と空説

花徒めと

静かに地面を蹴りあげ

追いかけてく人の

隙間に見えた

呻く荒んだゆめ

沈まない 赤く腫れた街

耐え抜いて得る物は

点滅した空に

走り抜ける悲鳴

勇気なく見送った

行き場のない掴まれた人ごみへ消えゆく

滲んだ生きる術と

腫れ上がる赤、流れる波

信じた 孕む殺意と

終わらない朝、枯れない空気が

許される術をなくした

照らされて光

飛び散る水滴の行方は

黒く染まった夜に消えて

目を閉じる気にさせた

歩み寄る

止まることはない

喧騒と空言は

生まれ変われるかと 期待する私を

何度も呼び戻す

行き場のない掴まれた人ごみへ枯れゆく

滲んだ生きる術は

跳ね返る赤、荒ぶ辻褄

逃れ 喘ぐ悪意と

暗黙の仲違いに空説

諦める術を残して

私を貫くものもなければ

手をとるものもおらず

諦め続ける

幼い二つの約束守るものはない

確かに稀有なものも

忘れたくない 証でさえ

生きてる ただそれだけのことで……

誰かも生きどこかで絶えず甦る過去と

共に過ぎた日々だ

降り注ぐ赤 伝う波の

鼓動が流れしたたる

そんなこと望まないと泣いていた

むせかえる理想の海から

立ち尽くすも未来は歩み寄る

霞んだ日々を残して

  • 作詞

    花徒めと

  • 作曲

    花徒めと

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壊れた慈愛の牢獄に咲いた二人の少女を描くピアノロックアルバム

アーティスト情報

Metomate

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