パンドラの匣を開けよう
逃げ惑う群衆に紛れながら
ぼくたちは空を目指した
雲海を抜けた先
振り返った彼の瞳から
希望が星のように落ちていた
辿りついた空の上
地上を見下ろして笑っている
神さまたちの目を盗んで
ぼくたちは匣を持ち出した
パンドラの匣を開けよう
パンドラの匣を開けよう
鬼気せまる追ってから逃げながら
ぼくたちは地上を目指した
雲海を抜けた先
見上げた彼の瞳から
絶望が渦のように昇っていた
辿りついた地上の家
空を見上げて泣いていた
ぼくたちの目を盗んで
彼はひとり匣を持ち出した
パンドラの匣を開けよう
パンドラの匣を開けよう
そう言って涙を見せながら
匣を開けた彼の瞳に
絶望が朝のように襲いかかってきた
パンドラの匣を開けよう
倒れていた彼の姿を見つけた僕たちは
からっぽになった匣を見た
匣の底に
希望だけが夜のように残っていた
パンドラの匣を開けよう
残っていた希望を取り出した僕たちは
彼の胸にそれを置くと
ただ静かにその場をはなれていった
パンドラの匣を開けよう
- 作詞
ポケット12
- 作曲
ポケット12
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ポケット12
自作歌詞からSunoAIを使って作った曲でアルバムを作りました
良かったら聴いてみてください
アーティスト情報
ポケット12
京都府生まれ。 2024/4/28にSunoAIの存在を知り、自作の歌詞を用いて曲を作り始める。 出来上がった曲の完成度の高さに驚きと感銘を受けてその日のうちに有料プランへと移行、初めてのYouTubeチャンネルを作る。 その4日後、全世界へ向けて配信することを決意。 アマチュア作家。自称作詞家。月と世界が好きです。 (pocket12と書いて〝ポケットイチニー〟と呼びます)
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