金木犀がほどける頃のジャケット写真

歌詞

金木犀がほどける頃

RYO

Ah…

香りがする

Ah…

あの季節の

駅まで続く細い坂道

いつもの角を曲がったとき

名前より先に風が運んだ

金木犀の小さな記憶

「また明日ね」と手を振った

あの日の君は笑っていた

それだけなのに どうしてだろう

今も胸が少し痛い

忘れたふりが上手になって

平気な顔で歩いてきた

だけど季節は 正直すぎて

閉じた心をノックする

金木犀がほどける頃

君のいない街が揺れる

さよならさえ 言えなかった

あの日の私を抱きしめる

金木犀がほどける頃

涙は少し やわらかくなる

君を失くした悲しみも

明日へ向かう香りになる

夕暮れ色のコンビニの窓

並んだ影が長くなる

何気ない歌 何気ない声

今では遠い映画みたい

違う誰かを好きになること

裏切りみたいに思っていた

でも君がくれた優しさまで

置いていく必要はないね

秋の風は少し冷たく

背中をそっと押してくれる

戻れないから見える景色を

今ならきっと愛せるよ

金木犀がほどける頃

君の名前が風に消える

忘れるためじゃない ただ

笑って思い出せるように

金木犀がほどける頃

一人で歩く帰り道も

寂しさだけじゃ終わらない

新しい私が待っている

Ah… 香りは見えないのに

Ah… 心を連れていく

Ah… あの頃の私たち

Ah… もう大丈夫だよ

金木犀がほどける頃

街じゅうが優しく光る

君といた日 君のいない日

どちらも私の季節だから

金木犀がほどける頃

立ち止まらずに歩いていく

さよならの先 初めて会う

明日の私に手を振る

Ah…

ほどけていく

Ah…

秋の匂いに

またね

じゃなくて

ありがとう

  • 作詞者

    RYO

  • 作曲者

    RYO

  • プロデューサー

    RYO

  • プログラミング

    RYO

金木犀がほどける頃のジャケット写真

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    金木犀がほどける頃

    RYO

いつもの街角に、ふいに漂う金木犀の香り。それは、忘れたふりをしていた記憶が、静かにほどけ始める合図。

RYOの「金木犀がほどける頃」は、会えなくなった人への想いと、ひとりで歩き出す心を描いた秋の歌。言えなかったさよならも、何気なく交わした「また明日」も、季節の風の中で少しずつ優しさへ変わっていく。

君といた日も、君のいない日も、どちらも私の季節だから。
懐かしい香りに背中を押されながら、「またね」ではなく「ありがとう」を届ける一曲。

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