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Chris HoosonとDavid Buxtonのユニットdakota suiteと、SCHOLEより作品を発表するフランス人作曲家・ピアニストのQuentin Sirjacq による共作アルバムをSCHOLEよりリリースします。これまで数多くの作品を発表してきているdakota suiteですが、その中でChrisが一貫して表現してきた悲壮美や人生の過酷さをリアルに感じさせる哲学、妻(Johanna)への愛情はそのままに、静寂や、穏やかな時間に捧げる音楽を探求することに重きを置いた作品です。Quentin Sirjacqは作曲、ピアノ演奏、楽曲アレンジを担当しています。ギター、ベース、ドラム、クラリネット、トランペット、フルート、サックス、トロンボーンなど多様な楽器が登場し、楽曲の持つ世界観を見事に表現しています。インストの楽曲と、必要とされる物語を時折語るボーカルが入った楽曲がバランスよく折り込まれています。意識的に沈んだ精神状態から浮かび上がるために書かれたラブソングや穏やかな時間のために書かれた楽曲とが合わさる、悲愁を描き続けた従来のダコタスイーツの象徴的な楽曲とは一線を画すアプローチです。
ジャジーなリズム、クラシックやアンビエントの要素が織り交ざりつつも、シンセサイザーやエレクトリックギターなどが登場する、これまでの両アーティストが見せてきたポストクラシカルなスタイルを踏襲した作品です。
イングランド・リーズで結成されたChris Hooson(クリス・フーソン)の内面的世界を表現するために結成。1998年に『Alone With Everybody』でデビュー。これまで約20枚のアルバムを発表している。 編成は作品ごとに変化するが、スロー・コア、サッド・コアと呼ばれる哀しみに満ちた音楽を作り続けている。近年はQuentin Sirjacqをサポートメンバーに加え、「dakota suite + quentin sirjacq」として作品を発表し、日本ツアーも2015年に開催した。
フランス人作曲家・ピアニスト。 ハーグ王立音楽院及び、カリフォルニア州オークランド・ミルズ大学にて作曲と即興演奏を習得。 デビュー作「La Chambre Claire」の発表以降、ソロでの活動のほか、Chris Hooson (dakota suite)をはじめ、アメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、フランスなど多くの国のアーティストとコラボレーションを行っている。 また、テレビや映画、ドキュメンタリーの音楽も多数手掛け、フランスのラジオで放送された、ゴンクール賞を受賞し世界的ベストセラーを記録したマルグリット・デュラスの小説「愛人 / ラマン」の背景音楽を手掛けたほか、フランス映画「Bright Days Ahead(Les Beaux Jours)」のサウンドトラックを手掛け、SCHOLEよりリリース。 その他、SCHOLEより2011年にソロデビュー作となる「La Chambre Claire」の国内盤を発表。翌年には初の単独来日公演も行い、東京滞在中に録音したセカンドアルバム「Piano Memories」をリリースし、dakota suiteとの共作「there is calm to be done」のリリースを記念したツアーも2015年に開催。2016年、3枚目のオリジナルアルバムとなる「far islands and near places」をリリース。
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