橙春のジャケット写真

歌詞

橙春

APOLLORN

「本物なのか」疑問を抱く

僕がいるから

「わからないんだ」と

ぎゅっと言いきかせた

本当は最初からどこかでわかってた

「気付きたくないよ」と今も

この心がぐずるの

美味しいところだけ

掴んでは摘んでは

それなりの青さにこうべを垂らして

酔っているのね

興味のあるふりの相槌も上達し

初めてついた嘘の痛みも忘却し

それなりに出来上がった

僕等は微塵の

青さも無いのです

こんなものなら必要もないと

何度も離れようとしたけれど

やっぱ無理でした

それはあなたが

僕の愛と憎の端を摘んで

繋げてたからでしょう

「本物なのか」疑問を抱く

僕がいるから

「わからないんだ」と

ぎゅっと言いきかせた

本当は最初からどこかでわかってた

「気付きたくないよ」と今も

この心がぐずるの

「君の中で僕は何番目?」と

訊くのは間違いでしょう

うん。知ってるよ。

時間なんてあてにならないこと

あの頃の君の一言の意味が無いのも

脳ではもう理解してるの

未来に期待はしないよ

「永遠」「不滅」「絶対」存在は

現在

ない

でも諦めてなどない

この心はなんだ

「本物なのか」疑問を抱く

僕がいるから

「わかりたいんだ」と

すっと聞けたらな

本当は最後などどこかでわかってた

「気付きたくないよ」と今も

この心がぐずるの

人に見せたくない面も

大切な体験も

これみよがしにひけらかしてる面も

微かに儚い幻想

恥ずかしがらないでもう

全部全部見せてよ

もしそれをあなたが

望まないのならば

僕は所詮そんなもんだろう

どうなの。教えてよどうか。

「本物なのか」疑問を抱く

僕がいるから

「わからないんだ」と

ぎゅっと言いきかせた

本当は最初からどこかでわかってた

「気付きたくないよ」と今も

この心がぐずるの

「本物なのか」疑問を抱く

僕がいるから

「わかりたいんだ」と

すっときけたらな

本当は最後などどこかでわかってた

「気付きたくないよ」と今も

この心がぐずるの

心がぐずるの

  • 作詞

    平 蓮樹

  • 作曲

    平 蓮樹, 竹内 大登

橙春のジャケット写真

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APOLLORN 3rd single 「橙春(とうしゅん)」はアポロン初の2曲入りデジタルシングとなっている。
1曲目に収録されている橙春は、青春をしたいと願い、生まれた青春は作られたものであり、偽物であり、青色とは1番遠い場所に存在してしまっているのではないかと疑ってしまった1人の人間が、様々な感情の間で苦しむ姿を描いた壮大なミディアムチューンとなっている。
それに対し全く別のベクトルで人々に問いかけているのが2曲目に収録されている「ひゅーまにずむ」である。
学校へ通う人や働く人など、日常を過ごしている人々に対して寄り添いながらもメッセージ性があり、楽しくも暖かくもあるが、どこか悲しさや切なさも伝わってくる1曲となっている。
全く別の2曲かと思いきや、どこかリンクしてる部分が存在するのも1枚を通して感じることができるシングルとなっている。

アーティスト情報

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