歌詞

辛い時は「辛い」って

言える様になったら

悲しい時は「悲しい」って

言える様になったら

胸に穴が開く様な痛みも無いのに

だけど僕は現在もこの痛みに

生かされ続けてる

白黒に見えるだけなら

まだマシな方で

白も黒も混ぜた

灰色もボヤボヤしてる

自分でも分からないくらい

上っ面重ねて

何を見ても色が無くて

モザイクが掛かる

君の声はいつも僕の

笑ってた頃へ戻す

現在も君の中に僕が居たらいいな

なんて冗談さ

切り刻んだ人生の日常の様に

断片的な足跡が顔を見せる

都合の良いことは覚えて

嫌なことは忘れる人間の

習性を利用してさ　忘れることは

もう二度と会えない様な気がした

辛い時は「辛い」って

言える様になっても

きっと君は変わらず

笑ってくれるだろうな

変わらずに居続ける

その難しさも含めて

君が飲み込んだ

言葉の意味を現在も探す

「時が忘れさせてくれる」

って言葉は嘘だ

いつか時が経てば僕の

この気持ちも薄れてゆくのか

だから僕は忘れない様に歌うんだ

いつだって

とびきりの

とっておきを

君の声はいつも僕の

笑ってた頃へ戻す

現在も君の中に僕が居たらいいな

なんて本当さ

この渇きを潤すのは

君以外には居ないって

そんなことは分かってるけど

書けば書くほど渇くんだ

その矛盾に気付いていながら

それでも僕は書き続ける

君に届かないとしても

僕が僕で在る為にさ