GOOD FISHINGのジャケット写真

歌詞

つりぼうず

牧野ヨシ

明日は四時起き

夜更かししないで

早く寝て朝から釣りに行こう

体調イイ、潮もイイ、風もまあイイ感じ

デカい魚釣って帰るからさ

ちょっとだけ寝坊し

薄明るくなる空の下

眠い目擦ってどこに行こう

港かサーフか磯か どこでも行けるのさ

西ヶ崎あたりまで下ろうか

釣りにいこう

こんなときこそ

波の音、魚の気配

潮目目掛け竿を振る

丁寧に探るのだ

釣れないなあ

ここ最近は、真昼は暑くなった

短パンにサンダルで海に入って

そこから遠投、ライズの向こうまで

いや、意外と手前に潜んでるぞ

ワームにシンペン、ミノー

いろいろ試した

アタリがない、まだアタリはない

やっぱりこんな日は

どこまでも飛んでゆくジグがいいね

一杯に竿を振って

釣りにいこう

やましいことは無い

潮のにおい、太陽の光

色んな事がある日々を投げ出して

考えても考えなくてもいい

釣りにいこう

仕事を投げ打って

パンパンに張った腕を労って

釣れない日があってもいいや

潔くないかな

今日も暗くなっちまったなあ

  • 作詞

    牧野ヨシ

  • 作曲

    牧野ヨシ

GOOD FISHINGのジャケット写真

牧野ヨシ の“つりぼうず”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2010年代における日本語フォークロックの傑作『野暮ったい服を着てどこへゆく』以来 およそ7年振り、孤高のシンガーソングライター・牧野ヨシによるニューアルバムが完成。 ほぼ全編、牧野自身の演奏によるギタ−/ベース/ドラム/ピアノに加え、ロックバンド 「COPIES」で長年活動を共にする盟友・篠原良彰(ラッキーオールドサン)をはじめ、石指拓朗、田中ヤコブ(家主)、西村中毒(渚のベートーベンズ)、ゆうやけしはす(ex.すばらしか)ら縁の深いミュージシャン達の演奏が花を添える。
流麗でいて滋味深いメロディと、朴訥とした語り口が浮かび上がらせる生活の匂い。取り繕う事も誇張する事もなく、安直な引用もしない、悠然とした眼差しで機微を穿つ誠実な歌と詩情。そして、その源泉にある”歌いたいこと・書き留めたいことがある”唯その純一無雑な情熱は、誰しもが抱える言葉に出来ない心情を掬い上げ、心に焼き付いた情景やノスタルジーを思い起こさせます。
極めて私的で且つ普遍的、徹底した飴色の美学で綴られた正統な日本の”フォーク”を更新してみせる全14曲。

アーティスト情報

  • 牧野ヨシ

    篠原良彰(ラッキーオールドサン)擁する四人組ロックバンド「COPIES」のメンバーとし ても活動する傍ら、一人多重録音での作品を数多く発表するシンガーソングライター。ま た、ベーシストとしてラッキーオールドサンや石指拓朗らのサポートも行う。

    アーティストページへ

NEWFOLK

"