Lyric

回り続けるコマが僕に現実を教える

見続けた波打ち際の砂の城は崩れる

長くは続かない偽りだらけのレール

絡んだ糸の様な複雑な迷宮

ひび割れたコンクリートに植え付けた種

風に揺られいつかは毟り取られるだけ

追い討ちをかける様に降り注ぐ雨

咲くまで待とう 次の春まで

街灯だけに照らされ 歩く夜道が僕の人生を物語る

希望なんてものは無く、絶望にすら 見放された様な錯覚

煙たい部屋の片隅で鏡に映る自分に唾を吐く

なす術無く 夢儚く 輝く星屑の花火が瞬く

いつか開こうとポケットにしまった誰かが残した置き手紙

いくら願っても通り過ぎた過去は戻っては来ない

あの灯台はもうないんだ ファインダーは暗闇だけを映し出した

なす術無く 夢儚く 輝く星屑の花火が瞬く

誰かが 落とした 夢のかけらを

僕が 取り戻した 夢のかけらを

君が 殺した 夢のかけらを

あの夜空に向かって また誰かの心に刻み込む

誰かが 落とした 夢のかけらを

僕が 取り戻した 夢のかけらを

君が 殺した 夢のかけらを

夜空に咲いた花は 永遠に枯れる事はない

咲いて 消えた 灯火は どこかで咲き続ける

抱いて 消えた 僕は ここからまた歩き続ける

君が 残した 言葉は 今も僕たちの中で生き続ける

枝分かれ した道も きっと どこかでまた交わる

さよならは 言わない またどこかで会えたらその時は

咲いて 消えた 灯火は どこかで咲き続ける

抱いて 消えた 僕は ここからまた歩き続ける