

あと何回、朝は来るだろう
太陽は 痛むほどに差して
窓に映る痣を数えながら
息をひそめて 夜を待った
優しいほど 哀しみにも
その腕を 差し伸べてしまうなら
貴方の心は 僕が守るよ
爪を立てて、掻きむしって
歯がゆい現実に足掻いている
貴方を 責めたりしない
いつかやがて 剥がれ落ちて
貴方の傷が癒える時
要らなくなった僕を
包むのは 優しい 夜の光
もう何回、朝を迎えたろう
撒き散らされた 白いだけの薬
抜け殻の貴方は金の毒で満たされて
転がる瓶は冷たく光った
夢見るほど、今もずっと
貴方のなかに 愛は息づいている
忘れられなくて
忘れたくなくて
爪を立てて、掻きむしって
苦しみ抗い続ける
貴方を 恨んだりしない
いつかやがて 剥がれ落ちて
貴方の傷が癒えた時
要らなくなった僕を
迎えに来る 優しい
夜の光
灯された光に焚べられ
僕はきっと このままもう
あの人の瘡蓋でなくなって
剥がれ落ちて 灰となって
僕を塵に変えてゆく
焔は、あたたかで
爪を立てて、掻きむしって
必死でしがみついていた
昨日を、僕は手放して
独り立って生きてゆくよ
たとえ、闇が包んでも
進む道を照らす
灯火があるから
明けない夜の、継ぎ目は何処だろう?
灯りを片手に
僕は、往く
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生祥なも
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生祥なも

生祥なも の“瘡蓋”を
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瘡蓋
生祥なも
傷ついた誰かの、瘡蓋になったことがあるあなたへ。
傷ついた人を支え、ケアする人。そうした人々もまた、傷つかないわけではなく……さまざまな努力と葛藤、痛み苦しみの中で、身を尽くして愛する誰かを支えていると知っています。
今は先の見えない夜の中でも、あなたの手に希望の光がありますように。
アーティスト情報
生祥なも
京都出身のシンガーコンポーザー。主に関西地方でライブやイベントに出演の他、YOUTUBEやツイキャスでも配信活動中。 様々な人の心に寄り添うことを目指した曲作りをモットーとし、ジャグリングやダンスのパフォーマンス用や、イベントのテーマソングとしてオリジナル楽曲の提供等も行う。
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