生きて自分で歩いてあなたにもう１度会いたい
だから今は涙を拭いて命の鼓動を取り戻しにゆく
あと少しで自分で歩き
窓の下の公園見れたのに
電子音の重なり合う
この部屋に逆戻り（ICU）好きじゃない
ただここにはあなたがいて
マスク越しに笑顔をくれる
いつか二人でここを抜け出す約束したはずなのに
ベッドのまま戻ってきたくせに
「会いたいから戻ってきた」だなんて
笑えないジョーク
つかの間の再会 午後の語らいも
すべてを奪う出来事が身に起きて
この部屋さえも出てゆくことに
なるとは思いもよらない（ICU）帰りたい
死を恐れず信じぬくこと
そして何より生きること
それが二人の約束だね恋の予感を確かめて
ベッドのまま車に乗り込む僕の
手を握り涙声であなたは「歩いて会いに来て」
いつかいつの日にかあなたと出会ったこの場所に
自分で歩いて戻ってきたらあなたを
抱き上げて扉開けここから連れ出す
雨に濡れる公園の緑
今優しく目の前を
ゆき過ぎる
- 作詞
根岸 昌紀
- 作曲
根岸 昌紀
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ICU生きて...
根岸 昌紀
実話です。ICUからHCUに移って１度目の心肺停止。ICUに戻ってからも２度目の心肺停止。ドラマでしか見たことがなかった電気ショック。意識が戻り、ICUから直通のエレベーターで降り、そのまま救急車で転院。心臓の緊急バイパス手術で命の鼓動を再びいただきました。医療スタッフの皆様には感謝しかありません。２度の臨死体験から退院後、実際にあったことを歌にしてみました。
アーティスト情報
根岸 昌紀
10代の頃、洋楽、邦楽いろんなアーティストにあこがれ、真似事でバンド活動開始。合奏の楽しさを知り、ライブ三昧の日々。しかし大人になって仕事や生活に追われ長い間楽器から遠ざかっていました。大病を患った後、好きなことをやろうとふらっと寄った楽器店。そこにあった宅録機材の進化に衝撃を受け、昔の自作曲やあこがれたサウンドにのせた歌を作って録音を楽しんでいました。ＣＤにして仲間に配っていましたが、今回思い切って配信デビューさせていただきました。
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