歌詞

少年は東京の風になった

かまってほしい女の子を抱き寄せる仕事

割り切ってたつもりが本気になって

星のないこの街から逃げる計画を立てる

少年は東京の風になった

新聞配る原付の横をすり抜けて

繋いだ手にはじめて永遠を願った

邪魔する人たちの待ち伏せなど知らず

One by one

端から順にone by one

One by one

一つ飛ばしてone by one

つかまった彼女は働き出した

疲れた男の人をキレイに洗う仕事

最初に握り締めた夢は置いてきた

でも二人は新しい部屋を借り暮らし始めた

One by one

端から順にone by one

One by one

一つ飛ばしてone by one

言い聞かすように歌っていなきゃ流されてしまうような僕だから

小さな愛も小さな夢も一つしか抱えられないから

少年は東京の風になった

One by one

端から順にone by one

One by one

一つ飛ばしてone by one

描いてたものと見えてるものが重なり合わない事ばっか

確かな愛を確かめたくて息継ぎもせずに会いに行くよ

少年は東京の風になった

信号無視の車と運悪く踊る

赤ん坊が表紙の本を抱えて笑った

来年の春、彼女は母親になる