

欲しいモノがあれば 願いさえすれば
手に入るっていう映画で ほんの少しだけ泣いた
オールナイトなんてウソさ こんな時間に俺たちは
まるで終点のホームみたいに 街の中に吐き出された
深いブルーの空の下で見る お前の横顔は
ホントに子どもみたいだぜ ソデから手を出して歩けよ
もう半分朝だってのにな いつものことだけどな
ハンバーガーショップは人で溢れて 動かないバスみたいだ
みんな朝を待って 帰るだけだろう
俺たちも朝を待って帰るしかないけど
眠る場所はあるけど 帰る場所がない そんな感じのセリフが耳に残ってる
帰ったって仕方ない お前はそんな風に言った
きっと同じ意味なんだろうな どんな意味なんだろうな
帰ろう いつか 二人で帰れるところへ 帰ろう
両手に紙袋かかえて 汚れてゆっくり歩いている
宿無しの男を眺めて 誰かがヤドカリだと笑った
何も願わなかったのさ だからバチがあたったのさ
でもお前まで笑うなよ 笑えるけど笑うなよ
ムキんなって冗談ばっか 眠いくせに冗談ばっか
みんな言いたいことは死ぬほどあるけど 上手く言えることは少ない
タバコばっかそんな吸うなよ なんか言うたんび怒んなよ
別にイラついてないさ 笑いたきゃ笑っていいさ
ひとりじゃないだけまだ 俺たちイイよな
もめてばっかだけど でもイイよな
小さな頃 日曜日には 教会に出かけた
ホントだぜ 手を引かれて行ったのさ アニキはよく逃げたけど
カタコトの言葉で教えられた やがて空に帰るんだってさ
でも生きているうちは俺たち どこへ帰れるんだろうな
帰ろう いつか 二人で帰れるところへ 帰ろう
欲しいものがあれば 願いさえすれば
手に入るっていうけど 俺たちの家なんてのはムリだろな
少し金がたまったら クルマを譲ってもらうんだ
どこへだって走ってけるさ 朝を待ったりしないですむさ
まだ知らないところへでかけよう
まだ知らない街の中を走ろう
見なよ 東口のビルから 少し太陽がのぞいている
こんなときでなけりゃ 西も東も俺たちと関係ないな
誰もが裁かれる朝がきて どんな街も創り直されるってさ
でもその日まで 俺たちも ヤドカリみたいなもんかもな
帰ろう いつか 二人で帰れるところへ 帰ろう 帰ろう
帰ろう... いつかふたりで 帰ろう
- Lyricist
KID@A-ZASH
- Composer
KID@A-ZASH
- Producer
A-ZASH
- Recording Engineer
A-ZASH
- Mixing Engineer
A-ZASH
- Guitar
KID@A-ZASH, AKA@A-ZASH
- Bass Guitar
AKA@A-ZASH
- Drums
AKA@A-ZASH
- Keyboards
AKA@A-ZASH
- Vocals
KID@A-ZASH

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