時環のジャケット写真

歌詞

夜の軌道の中

水乃余韻

雨はもう止んで

道路だけがまだ夜を映してる

曲がるはずだった角を

今日もまっすぐ通り過ぎた

ポケットの中で

知らない知らせが一度だけ震える

確かめもしないまま

歩幅だけ少し変わった

高架を渡る電車が

ビルの隙間を一瞬白くする

忘れたものには

たぶん こんな癖は残らない

遠くなったはずの場所を

何度も中心にしてしまう

僕の一日はまだ

君からうまく外れていない

君はまだ

夜の軌道の中

もう会わないことと

遠くなることは違った

声もなく

触れもしないまま

見えない力だけが

僕の向きを変えていく

君はまだ

夜の軌道の中

戻りたいわけじゃない

ただ 抜け出せてもいない

名前のない距離を

何周しただろう

朝へ向かうたび

また少し君を回る

地下へ降りれば

街は急に窓を失って

どこまで進んだのか

わからなくなる時間がある

向かいのガラスに

知らない誰かと僕が重なる

その一瞬だけ

昔の景色に似ていた

駅を出るたび

知らない店が増えている

変わっていくものほど

何も言わずそこにある

君と歩いた道さえ

もう別の街みたいなのに

なぜ僕の中だけ

同じ場所を通り続ける

君はまだ

夜の軌道の中

もう会わないことと

遠くなることは違った

声もなく

触れもしないまま

見えない力だけが

僕の向きを変えていく

君はまだ

夜の軌道の中

戻りたいわけじゃない

ただ 抜け出せてもいない

名前のない距離を

何周しただろう

朝へ向かうたび

また少し君を回る

  • 作詞者

    水乃余韻

  • 作曲者

    水乃余韻

  • プロデューサー

    水乃余韻

  • ミキシングエンジニア

    水乃余韻

  • マスタリングエンジニア

    水乃余韻

  • ボーカル

    水乃余韻

  • プログラミング

    水乃余韻

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