

Lyric
To the beyond, from a nameless shore
D-D-Dice, Tsukino
「私は、海が嫌いだった。
全てを知りながら、何も知らぬふりで、ただ静かに。」
「そんな海が───私は、」
拝啓、まだ知らない あなたへ この歌を そっと預けてもいいでしょうか
なんとなく 胸が苦しくて ふとした拍子に ペンを取りました
でもね、私、誰にも言えない
「悩みなんてないでしょ」なんて 笑われるのが怖いのです
実はちょっと泣きたくなるの 実はもっと弱くありたいの
波が声を消す
何十何百何千回も不安を抱え 何十何百何千回の後悔を重ね
そして流れ着いた海の見える街
この道が正しいかなんて あの波のみが知るのでしょう
ゆらり ふわり 夢の残り
ゆらり ふわり 願いは遥か
ゆらり ふわり 潮の香り
すこし すこし 痛みをかくした
「私は、海が嫌いだった。
真実も嘘も、優しささえも飲みこんで、波の音だけを残していくから。」
「でも繰り返すその音にいつしか救われて、やっと本当の声を出せる気がするの。 だから私は」
何も言わない 海の代わり
私は今日 歌を運ぶ
ゴミに紛れた手紙
何も聴かない 海の代わり
どうか聴いて 揺れるこの声を
名もなき海辺より
何十何百何千回も不安を抱え 何十何百何千回の後悔を重ね
せめて拙く紡ぐ濡れた旋律が 優しくありますように
何十何百何千回も声を奏で 何十何百何千回も音を重ね
そしてたどり着いた海の見える街
この道が正しいかなんて あの波のみが知るのでしょう
- Lyricist
D-D-Dice
- Composer
D-D-Dice
- Producer
D-D-Dice
- Vocals
Tsukino
- Programming
D-D-Dice

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To the beyond, from a nameless shore
D-D-Dice, Tsukino
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To the beyond, from a nameless shore
D-D-Dice, Tsukino
"The stillness of the sea was just like me.unnoticed by anyone.
That's why, watching it made my chest ache.
And yet, that very sea. I found myself drawn to it."