いつかの幸せに溺れていた
あの時には気が付かなくて
カーブミラーのない狭い十字路に
飲み込まれてく
あなたに会いたい
火を辺りへ飛ばす
例えあなたがいなくなってもと
間を埋める声が壁に返され
夕方の街を迎える蜻蛉が
あなたに届くヒコーキであれ
確かな幸せに塗れていた
落ちるものだと気が付かなくて
巣が壊され彷徨う閑古鳥
次の寝床を探す
歩けないような道の片隅に
落ちた鳥の意図
群れから逸れた二羽の小鳥は
孤独を放つ
遠くに行きたい
ただ心は揺れる
例え引き返せなくなっても
今ある隔たりに耐えられなくて
窓の隙から流れる光が
あなたへの道を示す糸であれ
ねえ、二人で話した夢の続きを
繰り返させておくれよ
ねえ、二人で灯した口元の赤を
もう一度だけ
例えあなたがいなくなってもと
間を埋める声が壁に返され
夕方の街を迎える蜻蛉が
あなたに届くヒコーキであれ
例え引き返せなくなっても
今ある隔たりに耐えられなくて
窓の隙から流れる光が
あなたへの道を示す糸であれ
出会った場所に向かう道であれ
- 作詞
AriS
- 作曲
AriS
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歩道橋の上で
AriS
アーティスト情報
AriS
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