左利きのジャケット写真

歌詞

左利き

Loafer

席替えの度 胃が痛かった

嫌な顔をされるのが嫌で

男子の12番 女子の12番

手を挙げる瞬間吐きそうになった

誰かが決めたわけでもない

カーストに従って僕は

どんな理不尽にも温厚さを貫いて

知らぬ間に言葉を失った

クラスが嫌いだった 息苦しかったんだ

女子の隣 嫌われないように過ごした

左利きの僕の肘が君に当たって

互いのノートが汚れる

それが嬉しかった 「邪魔!」って言った君の目が

好きだった これが僕の青春

教室に並べた机の上

教科書を開いて考える

この中で誰が一番になるか

誰も信じない未来描く

地味な僕らが作った音楽をあの日の

君が聴いてどう思う

「あのバンドのボーカルの人同じクラスだった」と

自慢する それが僕の復讐

左利きの僕の肘が君に当たって

互いの未来が汚れる

それが嬉しかった 君の目に映れたこと

惨めなんて言わないで

地味な僕らが作った音楽であの日の

君の人生を揺るがせたい

いつか君が僕に向かって綺麗なその目を光らせて「好きだ」って

口ずさむまでの僕の初恋だ

  • 作詞

    水村宏輔

  • 作曲

    田辺健斗

左利きのジャケット写真

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    左利き

    Loafer

2023年、Loaferが待望の新曲「左利き」をリリース。ベーシストである田辺が初めて作曲を手がけ、普段のLoaferのサウンドに新たな風を吹き込む。教室の片隅、普段は目立たない少年の心の奥の葛藤にフォーカス。青春を感じさせる爽やかでポップなサウンドと、水村の書く鬱屈とした歌詞とのコントラストが、Loaferらしい独自の世界観を展開する。中学生や高校生に限らず、誰にでも共感できるメッセージが込められた、心に突き刺さる青春のメモリアルソング。

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