蔭凉寺ライヴのジャケット写真

蔭凉寺ライヴ

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2023年5月に6年ぶりの来日公演を行ったスワヴェク・ヤスクウケ。そのJAPAN TOURの中から岡山・蔭凉寺で行ったライヴのCD化。自身の様々なアルバムからの曲を、「寺」と「雨」というテクスチャーとともに新たな風景にしてしまった驚嘆と静寂の一夜の記録。 墨絵の世界が音になったかのようなマジカルすぎるピアノ・ミュージック。

「蔭凉寺は、ピュアでバランスの取れたエネルギー、平和、精神的調和に満ちた場所である。我々が到着すると、篠原真祐住職が抹茶と餅菓子を出してくれた。私は中央に座り、周囲の空間に浸り、この場所の調和を吸収した。ここでは、すべてが適切な場所にあり、周りの中でその役割を果たしていた。コンサート中、観客は私の音のひとつひとつに没頭し、音楽を感じ取ることに集中してくれた。それは深遠で、真のエネルギーを得られる体験だった。この録音からは、その場所のバランスの取れた良いエネルギーを感じることができる。」- スワヴェク・ヤスクウケ

■2017年の「THE PIANO ERA 2017」以来6年ぶりの来日公演を今年5月に行ったスワヴェク・ヤスクウケ。めぐろパーシモンホール大ホールでの「POLISH PIANISM Concert」を皮切りに、以降は「Piano solo Japan tour」として金沢(白鷺美術)/奈良(listude)/神戸(100BANホール)/岡山(蔭凉寺)/米子(米子新生教会)と各地でもライヴ・ツアーを行い大きな反響を呼んだ。そのツアーの中から5/18に岡山の蔭凉寺(いんりょうじ)で行ったライヴを今回CD化。

■今回のツアーは、各地の会場の雰囲気を当日感じてレパートリーと演奏方法を決めるという、インプロヴァイザーとしてのスワヴェクの魅力が各公演で大きく反映された。この岡山公演は清冽な寺の雰囲気と当日まばらに滴る小雨という要素に大きくインスパイアーされた内容で、会場をひとつの統一した空気にまとめあげた素晴らしい内容。寛永9年創建の蔭凉寺はライヴ寺としても有名で、土壁と乾燥した木材で作られた響きのよい本堂でこの日はグランドピアノにフェルトをセットして演奏された。

■当日の演奏曲は日本の「金継ぎ(欠けた陶磁器の修繕技法)」に感銘を受け、そこからイメージされた新曲「Kintsugi」から始まり、アルバム『Sea』『ミュージック・オン・キャンバス』『モーメンツ』、そして『夢の中へ Part II』収録曲からの異名同曲「Flying Flowers」などの全9曲が演奏され、そのうち5曲が今回アルバム用にセレクト(「East and Easy」は全会場での共通アンコール曲)。いずれもスタジオ録音曲をライヴ仕様として大きく発展させ、スワヴェク本人もこの日の演奏を「Reflective」と語るように墨絵の世界が音になったかのようなマジカルすぎるピアノ・ミュージックを披露した。コンセプトの異なる各アルバムからの曲を、雨と寺院というテクスチャーと共に新たな風景にしてしまう驚嘆と静寂の一夜の記録。

過去ランキング

蔭凉寺ライヴ

iTunes Store • ジャズ トップアルバム • 日本 • 7位 • 2024年2月23日 Apple Music • ジャズ トップアルバム • 日本 • 97位 • 2024年1月27日

East & Easy

iTunes Store • ジャズ トップソング • 日本 • 13位 • 2024年1月26日

アーティスト情報

  • Slawek Jaskulke

    ポーランドを代表するピアニスト/作曲家。6年ぶりの来日。1979 年、バルト海沿岸でポーランド最北部の街プツク生まれ。ジャズのスタイルとポスト・クラシカル、モダン・コンポジション・シーンにまたがる才能溢れるアーティストとして評価され、ポーランドの文化・国家遺産省から「ポーランド文化功労者」の名誉勲章も授与されている。グランドピアノ、アップライトピアノをその表現方法によって効果的に選びソロ演奏する。ピアノの機能を知り尽くしたその演奏スタイルはモジュレイターのセット、フェルトの使用、調律の調整他で自在に独特のアンビエントな音響世界を作り上げる。ジャズではハービー・ハンコック、マッコイ・タイナー、クラシックではバルトーク、ヒンデミット、ラフマニノフ他に影響を受けているがヒップホップやエレクトロニカ、ポストロック等からも影響を受け、ポーランドの若者に大人気だったパンク・ジャズ・ユニット「ピンク・フロイト」にも活動の初期は参加していた。また、映画音楽での活動やモダン・クラシカルの仕事にも関わっている。2002年の初リーダー作以来、共演を含め既に13枚のアルバムをリリースしている。自身が住んでいるバルト海沿岸ソポトの海をテーマにした『Sea』、眠る時の音楽を聴きたいという娘からのリクエストに応えた『夢の中へ (SENNE)』、ポーランド・ジャズ史上最高の作曲家/映画音楽家クシシュトフ・コメダの作品を再構築した『コメダ RECOMPOSED』、ソポト・ミュージアムの野外庭園で鳥の鳴き声などと共に演奏した『パーク・ライヴ (Park Live)』、ポーランド現代美術シーンの先端を走るラファウ・ブイノフスキのペインティング画とコラボレイトした『ミュージック・オン・キャンバス (Music on canvas)』他名作を数多くリリースしている。

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