心地よい声が凪ぐまで 僕はここに居たんだよ
その毒針が抜けるまで 繋がれた糸が君を解くように
名も無い感情を描いては 俯き様に吐いてた
『消えない傷』ってものをさ 『おもいで』の四つ文字さえ変えてしまえば
消えて無くなればいい 擦れて粉になればいい
街を歩けば歩くほど君の残した愛が散らばるだけ
気づけばもう春になった 季節は今誰かを模した
そんな端折れた僕の言葉がまた つまらない詩を書き出す
気づけばもう花は散った 其処に立った。 二人だった。
ただ僕は待つだけ 世界の隅の隅
誰かを待つだけ
心地よい声が泣くまで 僕はここに居たんだよ
孤独より何も無いまま 残された足跡を探してる
机の角 缶コーヒー 排気口
そこに映る揺れた感情だって気づいてる
消えて無くなればいい 擦れて粉になればいい
今日を繰り返す度にただ 透明になっていく
だから無くなればいい 早く忘れればいい
弄れば弄るほど瘡蓋が剥がれて 君の痕をなぞるから
止めどなく溢れる疚しさで あいつはもう多分死んでいた
殺したのはきっと僕だった そんな噂話に蓋をし捨てた
気づけばもう君は去った
馬鹿みたいで 嘘のようだ
こんなもう萎れた僕の言葉でまたいつかは不意に思い出す
気づけばもう花は散った 其処にたった一人だった。
まだ僕は待つだけ 世界の隅の隅
貴方を待つだけ
- 作詞
岩本光希
- 作曲
岩本光希
- プロデューサー
岩本光希
- ボーカル
初音ミク
- バックグラウンドボーカル
初音ミク
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花擬 (feat. 初音ミク)
岩本光希
アーティスト情報
岩本光希
初音ミク