Lyric

それは追いかけたり追いかけられたり

くっついたり離れたり

重なったりすれ違ったり

そんな風に形を変えていく

わかんないよ

よくわかんないけどさ

ただ一つの感情が途切れないように

それを掴もうとするのさ

あなたの見たくもない場面を見てしまったとき

黙って逃げ去ってしまってもいいじゃない

苛立って嫉妬して憎しみに支配されて

夜が明けた頃に僕は僕の弱さを知るんだ

それは揺籠のように柔らかくて

でも薔薇のように尖っていて

蜜のように甘かったのに

焦げたパンみたいにまた苦くなって

難しいよ

その形を知ることは

空回ってばかりの人生だけど

真っ直ぐに生きてはいるよ

あなたの聞きたくない声を聞いてしまったとき

黙って耳を塞いでもいいじゃない

嫌がってムッとして　その日は一晩寝込んで

夜が明けた頃にまた声が聞きたくなるんだ

上手くいかないことが増えたね

言葉の使い方すらわからなくなってしまうね

本当の気持ちも嘘になっていくね

でも、そんなのは寂しいね…

あなたの見たくないもの

本当は聞きたくないもの

その度に目を閉じて耳塞いでいいじゃない

苛立って嫉妬して憎しみに支配されて

夜が明けた頃に僕は僕の弱さを知るんだ

目を擦りながら僕は本当の気持ちを知るんだ