脳界のジャケット写真

歌詞

ホーリズム

REG

切り離せば消える

“知”はいつも

輪郭の外に立っていた

小さなピースに分けても

全体の意義は失われる

部分じゃなくて「間」の構造

ロゴスじゃ届かぬ場所に flow

「なぜ?」と問えば 還元の罠

上げた解像度 ぼやけるわけ?

足し算じゃ世界は語れない

予測を超えて 意味が揺らぐ境界

部分と全体の狭間で揺れ

原因と結果の因果で溺れ

論理の外で踊る非線形

ホーリズム、バラしても消えない謎

のぞき込んでも見えない溝

還元できないこの breath

一瞬の「いま」に宿る全ての depth

響き合う 情報の dance

個の意志超えて生まれる chance

数式の外に立つ哲学が point

無数の可能性が奏でる joint

線型の先が滞る

生命のリアルを映すプロトコル

因果の彼方に立ち上がる構造

システムの中にわきあがる渇望

反復の中に宿る変化

幸福の丘に登る進化

延長じゃ未来は語れない

混沌の中で立ち上がる全体

意図を超えて途切れる連鎖

過去を置いて選ばれる今日が

理と偶然の全体性

ホーリズム、凝らしても見えない映像

そこにあっても触れない象徴

還元できないこの phase

変わるrhythm 重ね合うnoize

繋がり合い、解ける迷路

静けさの奥でつながる回路

科学と詩が重なる tone

この響きが 未来の zone

もしも全てを数字に変えても

そこに「わたし」は宿らない

全体でしか描けない生命の motion

光と影のグラデーション

Fuu…

ホーリズム、それは流れる生の論理

超実としてある遇・離的な非合理

直線じゃ描けぬ truth

円環の中に現れる proof

分解を超えて始まるストーリー

「非線形」が開く real glory

ひとつじゃなく、ひとつとして

無限の交点で世界は満ちる

Fuu…Haa…

  • 作詞者

    NonUMA

  • 作曲者

    REG

  • プロデューサー

    NonUMA

  • グラフィックデザイン

    Ayana

  • ボーカル

    REG

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脳界 Nou-Kai — それは内なる宇宙と外界、情報と感情、現実と仮想、記憶と創造の交差点を舞台に展開される、精神と意識の深層を旅するアルバムである。Resonance Entity Genesis(REG)による1stアルバム『宙論』が宇宙的視座から存在を問うたのに対し、今作は内的宇宙—すなわち「脳」の情報空間—に焦点を当てる。2ndアルバムは、脳が生む予兆、自己再定義、記憶の先行、非線形な知覚構造を深く探究しながら、人間存在の本質に切り込む15編の知的叙事詩。神経科学・哲学・感情の狭間に立つREGが、“思考の震源地”で響かせる新たな共鳴体験。楽曲は全体として、感性・論理・物語性を融合し、自由意志・適応・定義・受容といった根源的テーマを多層的に描く。これは思索する者たちへの「音響的問い」だ。答えは脳界に在る。

アーティスト情報

  • REG

    REG[Resonance Entity Genesis]ミュージシャン|分析哲学, 宗教学, 数学, 天文学, 機能脳科学, 生命情報学, 基礎情報学, 理論物理学, 量子力学, 生物学, 歴史学, 社会学などをベースに楽曲を制作|2025年 1st Album「宙論 Chu-Ron」

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