脳界のジャケット写真

歌詞

無∞

REG

語れぬものを描こうと

定義の網が破れた向こう

思考の果て、沈黙の果て

意味を消して、可能性を立て

「ある」も「ない」も超えた状態

輪郭のない宇宙の境界

束縛なき total state

無限の前の stillness phase

Nothing, yet everything begins within

The Latent Ring

全てを孕み 何も定まらぬ無無限

Floating in potentiality

それは形を拒みながら 光る reality

The Latent Ring — still undefined

でも、すべてはそこから design

ゼロと無限の狭間に立って

どちらも知覚の罠と知って

確定するたび消える possibility

関係性なき全体性の visibility

1/xで揺らぐ先 feel

極限で繋がるゼロと無限

あるがままから始まる

消えることで立ち上がる

枠を捨てた知のフラクタル

A set that forms nothing, a paradox, all in one

The Latent Ring

姿なき全体、意味を拒む舞台

The pre-form logic sea

そこにだけ 全てが帰る design

The Latent Ring — not inside time

でも、すべてはそこから begins

It’s the silence birthing symmetry

語るほど 遠ざかる真実

目には見えず、言葉で縛れず

されど確かに在る無限の果実

ゼロ性、完全な欠如

際限なき肯定

枯れることなき無限の可能性

相反を超えた概念 Integrity

円環の壁を壊せ

混沌の海を抜け出せ

存在として現れる無の時間

終わりが見え始めるこの無限

The Latent Ring

思考の終わりで出会う真理

Floating in eternity

展開される違う領域

The Latent Ring — our origin sign

だから、すべてはそこから anonymous thing

  • 作詞者

    NonUMA

  • 作曲者

    REG

  • プロデューサー

    NonUMA

  • グラフィックデザイン

    Ayana

  • ボーカル

    REG

  • ソングライター

    REG

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脳界 Nou-Kai — それは内なる宇宙と外界、情報と感情、現実と仮想、記憶と創造の交差点を舞台に展開される、精神と意識の深層を旅するアルバムである。Resonance Entity Genesis(REG)による1stアルバム『宙論』が宇宙的視座から存在を問うたのに対し、今作は内的宇宙—すなわち「脳」の情報空間—に焦点を当てる。2ndアルバムは、脳が生む予兆、自己再定義、記憶の先行、非線形な知覚構造を深く探究しながら、人間存在の本質に切り込む15編の知的叙事詩。神経科学・哲学・感情の狭間に立つREGが、“思考の震源地”で響かせる新たな共鳴体験。楽曲は全体として、感性・論理・物語性を融合し、自由意志・適応・定義・受容といった根源的テーマを多層的に描く。これは思索する者たちへの「音響的問い」だ。答えは脳界に在る。

アーティスト情報

  • REG

    REG[Resonance Entity Genesis]ミュージシャン|分析哲学, 宗教学, 数学, 天文学, 機能脳科学, 生命情報学, 基礎情報学, 理論物理学, 量子力学, 生物学, 歴史学, 社会学などをベースに楽曲を制作|2025年 1st Album「宙論 Chu-Ron」

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