ホメロスの墓のバラのジャケット写真

歌詞

ホメロスの墓のバラ

らるみん

冷たい風が吹いてどこにも行けなくて

灰色の交差点でただ立ち尽くして

根無し草みたいに土から引き抜かれて

私の居場所なんて最初からなかった

ナイチンゲールの声が遠くかすれて消えた

偉大な詩人の眠る場所から離れた薔薇

見知らぬページに挟まれてどこへ向かうの

何のために息をして朝を迎えるの

夜がそっと囁く絶望したっていいよと

分厚い本に挟まれた渇いた花びらでも

生きる意味がわからなくて泣き叫ぶ声は

誰にも読まれない孤独な叙事詩

今はただその痛みを抱きしめていればいい

痛みを抱きしめていればいい

誰かの期待に合わせるように咲いて

鏡の中の自分が色を失ってく

普通という言葉に傷ついて疲れて

ため息さえも上手く吐けなくなった

色褪せたページの中で息を潜めてる

忘れられた物語に独りぼっち閉じ込められ

不安の波に飲まれても葛藤して擦り切れても

あなたはあなたのままでここにいていい

押し花が笑った逃げ出したっていいよと

かつての鮮やかな紅はもう戻らなくても

居場所がないと震えてる弱さのすべてが

痛いほどに生きているあなたの証

無理に前を向かなくていい立ち止まってていい

立ち止まってていい

生きることはいつだって綺麗じゃない

枯れて千切れて不格好にただ残る

ホメロスの墓に咲いた誇り高き花のように

消えない悲しみもいつか永遠になる

  • 作詞者

    らるみん

  • 作曲者

    らるみん

  • プロデューサー

    らるみん

  • ボーカル

    らるみん

ホメロスの墓のバラのジャケット写真

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    ホメロスの墓のバラ

    らるみん

アンデルセン童話『ホメロスの墓のバラ』をモチーフに、冷たい街の交差点で立ち尽くし、生きる意味を見失いそうになる孤独な心に寄り添う楽曲です。

本作は、灰色の交差点で「私の居場所なんて最初からなかった」と絶望する心情を描写しています。偉大な詩人の墓に咲く一輪のバラと、そこで歌うナイチンゲールの物語を背景に、忘れられたり、誰にも読まれない物語のようになってしまったりすることへの恐怖に焦点を当てました。「無理に前を向かなくていい」「立ち止まったままでいい」と、色褪せたページの中で息を潜める不器用な魂を全肯定し、その痛みこそが生きた証であると静かに歌い上げる深い癒しのメッセージソングとなっています。

アーティスト情報

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