歌詞

助かろうよ

ミモザの約束

世の中を呪っていいよ

とアニメから聴こえた

生きるのがつらいよ

とSNSから聴こえた

わたしは、困っていた

流れていく映像には

あの頃、冒険を夢見た

子どもの頃のわたしが

嬉しそうに笑わなくなって

しまうものがあり

すっかり塞ぎ込んだ先に

眠りという罠があった

どうしたらいいんだろう

流れていく映像には

血がにじみ

心が痛む音がする

流れていく画面には

つらさを必死に明るくしている

心が傷んでいく音がする

どうしたらいいんだろう

わたしは、困っていた

フロイトは元気？

ユングは笑えてる？

リビドーっていえるほど

上質ではない人間の苦悩の叫びが

聴こえるんだ

集団意識の真ん中で

至る所から

自分自身と戦う響きを

感じるんだ

助けたいよ

時代を生きた人たち

人類に火の壁をともした人たち

あなたたちの残した治療法

まだ、人類は泣きつづけてるよ

助けてよ

世の中をバカにしていいよと

世の中は苦しむのが当たり前だと

教えるのはやめてよね

だってわたしの記憶には

たしかに、痛くも苦しくもない時間が

在ったんだからさ

そんなかなしい世の中を

当たり前にしないでほしい

わたしたちは変われるかな？

時代に生きる人たち

助かろうよ

作詞者
ミモザの約束
作曲者
ミモザの約束
プロデューサー
ミモザの約束
共同プロデューサー
ミモザの約束
グラフィックデザイン
ミモザの約束
ボーカル
ミモザの約束
フルート
ミモザの約束
バイオリン
ミモザの約束
その他の楽器
ミモザの約束

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『助かろうよ』
作詞・作曲・ボーカル：ミモザの約束
レーベル：fragrant olive

現代を生きる私たちが抱える痛みと希望を、詩的な言葉で紡いだ楽曲。過去の記憶と未来への願い、そして「変われるか」という問いをリスナーに静かに投げかけます。ぜひ、『テレビっ子ノスタルジア』と対比して聴いてみてください。社会心理学的な視点から描かれたこの曲は、耳に残る旋律と深いメッセージが、あなたの心に問いを残すでしょう。