歌詞

船に揺られて　景色(せかい)を写す

絵画越しに　ヤツを見ていた

「何処まで付いてくるのか」

「そこにただいるだけだ」

問答(はなし)は水平線に消えた

嵐に揉まれ　世界(よ)が終わろうとも

誰にも手を差し伸べることはなくて

愉快に嗤う　荒波が誘う

鈴のような妖精達の嘆きの声(うたごえ)を聴け

立て、反撃の舞台(とき)が訪れた

理(ことわり)を貪る奴等に

真理(まこと)の刃(こころ)を突き立てるのだ

忍び嗤う天上を墜とせ

偽りの無限回廊

地を走る鉄騎に　景色(せかい)を写す

水面越しに　ヤツを見ていた

「まだついてくるのか」

「ここにただいるだけだ」

問答(はなし)は流れる木々に消えた

吹き荒ぶ風　闇が舞い降りて

誰も救われることはなくて

軽快に嗤う　紅い雨が降る

絹のような妖精達の嘆きの声(うたごえ)を聴け

立て、反撃の機会(とき)が訪れた

翼のない者(だいち)を嘲笑う奴等に

真理(まこと)の弓矢(いのち)を撃ち貫くのだ

忍び嗤う天雲(あまぐも)を堕とせ

偽りの無限回廊

行け、ヤツの待つ天高い舞台(ばしょ)へ

積み重ねた躯(むくろ)を背負って

真理(まこと)の剣(ひかり)で切り裂くのだ

偽りを映す月を破れ

眠りから目覚めよ