寄せる波空を切る手
はしゃぐ君はもう掴めない
午前4時の浜辺では
まだ2人の過去が笑う
夏が好きな君
君が好きな俺
駆けずり回る姿
夕陽に照らされでかくなる影
静かに打つ柔い波風に靡く長い髪
何気ない日常の中に
思い出という色を足す
「6時なのにまだ明るいね」
って笑う君
その横でずっと笑ってた
そんな俺は幸せ
背負った孤独も
1番遠い岸まで流して
潮風遠い夏の匂い
染みついてる離れない
深い眠りについた君
浅い呼吸繰り返す俺
北から吹く風
揺れる水面月
かじかんだ手温かい
君との記憶だけじゃほぐれない
2人の跡波がさらう
色のない世界を笑う
当たり前の日常の中に
棲みついた君を恨んでる
消えかけそうな声で「幸せ」
って笑う君
その横で涙堪えてた
震えた口開けず
曇って見えない
はずの今を確かに変えてくれた
寄せる想いカメラ越し
座る君が問いかける
「前を向いて笑えてる?」
「新しい恋人(ひと)は出来た?」
変わらずに笑う君が
残した最期のメッセージ
赤い目元君らしい
強さに泣いた弱い俺
- 作詞
大将
- 作曲
大将, Live4
- プロデューサー
Live4
- ボーカル
大将
大将 の“白夜”を
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