歌詞

道の先で野放図に広がる

先行く人の足跡たどって

見えてきた旗はオンボロで

期待したゴールは虚像だった

満たされることのないその灯は

深く沈んで小さくなった

このままでいいんだよって言葉

言えますか？

夜が来るたび僕は独り悩んで

揺れる心もまたひとつと嵩んでいた

目を閉じればかすかに聞こえてくる導きの音

その中にある一滴の鐘の音

信じた言葉の先に眠ってる答えはきっと

再び歩くなびく旗を探しに

♪

道に浮かぶ絵空事をなぞる

見えぬものに誘われるままに

外れる度胸などなくて

蓋をしてレールの上を走った

満たされることのないその灯が

僕の中で軋むように叫んだ

車輪が回り続けてやがて

擦れてきた

静けさの中で僕は立ち止まって

手の中にある欠片を数えていた

目を閉じればかすかに聞こえてくる導きの音

その中にある一滴の鐘の音

信じた言葉の先に眠ってる答えはきっと

再び歩くなびく旗を探しに

♪

先行く人の残した旗はどれも嘘じゃなくて

僕に託した道しるべなんだと

遠くに見える藍色の空　影は北西に伸びる

あの日々に踏まれぬように歩き続ける

♪