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「聴く」ことを目的として生まれた音楽を楽しむ幸せを噛み締める。ボサノバは1950年代後半に生まれた新ジャンルとして認知されているが、実は当時にすでに数千人規模のコンサートを開催できるほど、市民権を得ていたという。すでにボサノバは1950年代前半からその波が生まれ始め、南米では「新しいクールな音楽」として認められていた。そしてその魅力は、当時流行していたサンバの「踊る」音楽ではなく、「聴く」音楽として追及されたところだった。今作『Healing Bossa Quartet: Happy Days』は、そのボサノバが追求した「聴く」を楽しめるコンピレーション。ピアノとギターのせめぎ合いが、和やかな中にも緊張感を生んでいる。その二つの楽器を支えるベースとドラムの演奏もソリッドで、聴き応え十分だ。
Cafe Ensemble Project