ブラインドを下げて暗闇を作って
ベッドの上に一人うずくまっていた
悲しみはどこからかやってきて踊った
遠くに聞こえる祭囃子に乗せて
君が叱ってほしい
連れ出してほしい
後ろめたくてごめん
花火の残り火が落ちる
夜を重ねることで傷は癒やされるのか
今はわからない手を繋いで離して
星を読むだけ無駄さ
消えるアルタイルとベガ
真夏の夜空は黒々と
呼びかけてる声は幼い日の僕ら
ささやかに聞こえる風鈴の鈴の音
やがて全て連れてどっかに消えていく
遠ざかり続ける祭囃子に乗せて
ここに触れてほしい
触れていてほしい
君は笑ってほしい
火薬のにおいがしている
何か爆発的な光を求めていた
目も眩むような
一瞬の煌めき
今多くの命が瞬いては消える
真夏の夜空にぎらぎらと
君は笑ってほしい
祭の裏側で起きたことについて
ここじゃ語れない
魔法じゃない奇跡でもない
君の他にはいない
君しかあり得ない
だから二人で遠くの空に投げよう
夜を重ねることで
傷は癒やされるのか
今はわからない
手を繋いで離して
花火が明るすぎて
消えるアルタイルとベガ
真夏の夜空に幾つもの星が降る
- 作詞
ムラタユスラ
- 作曲
ムラタユスラ
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祭の裏側で
ムラタユスラ
ハレの日の「裏側」の切なさを歌うフェスティバル・ポップ・チューン。夜空の涼しげな広がりが見えるナンバー。
E.Bass:石垣陽菜(TAMTAM),Drums:原島燎平
アーティスト情報
ムラタユスラ
ムラタユスラ 神奈川県出身。1994/4/5生。 カーステレオで母にウェストコースト・ロックを聴かせられたのが原体験。幼少期よりポピュラーピアノに慣れ親しんだ。ピアノに飽きるとDTMに触れはじめた。22歳でソロシンガーソングライターとして都内を中心に活動を始めた。以降は様々なジャンルの音楽と、ロックの融点を常に探している。
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