ROAD TO GUYのジャケット写真

歌詞

さよなら高円寺

クリトリック ・リス

年を取ると

涙もろくなるって言うけど

再放送のツインピークスで

泣いちゃうなんて

俺も終わりやなあ

最後の煙草に火をつける

5年前

オヤジの形見のオメガを売って

酒と音楽と古着の町 高円寺へ

夢とバイトの二股生活

始めてみたけどバイトにべったりで

居心地ええけども

長くおる所やないで

そう言うてた先輩

何処行ったんやろうな

フリースタイルで

でっかい野望を語ってたヒデちゃん

50歳の売れないお笑い芸人

ヤマさんも

もうこの町にはいない

いなかったことになってるんや

桜色の春がくる前に

俺もこの町 卒業するわ

Uuuu uuu・・・・・

さよなら高円寺 ほんなら行くわ

さよなら高円寺 夢をありがとう

さよなら高円寺

日が暮れて遊び疲れた

子供のように 故郷に帰るよ

才能の無いやつに

チャンスは まわって来ない

夢さえ見れない奴もいると思えば

幸せな方だったよ 幸せだったよ

少ない仲間と千喜良屋で送別会

笑って別れようとしたら

泣けてきた

福来門の棒棒鶏が

食えないのが残念なだけや

千鳥足でアパートの階段を登り

真っ暗な部屋に灯りを ともすと

何にも無い部屋に 思い出が溢れた

上京してきたのが昨日のようや

軽トラの荷台には積めないから

咲かせなかった夢は 置いてくよ

遠くで中央線の動く音

別れの朝だ

Uuuu uuu・・・・・

さよなら高円寺 ほんなら行くわ

さよなら高円寺 夢をありがとう

さよなら高円寺

いつか家庭を持てば

再びこの町を 子供と歩きたい

さよなら高円寺 ほんなら行くわ

さよなら高円寺 今までありがとう

さよなら高円寺

馬橋公園の桜のつぼみが

膨れてはじけた

いざさらば

  • 作詞

    スギム

  • 作曲

    スギム, 高井真

ROAD TO GUYのジャケット写真

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2020年11月に活動15周年を迎えたクリトリック・リス。脱サラをし年間200本以上のライブを行ってきましたが、 新型コロナウィルスにより、ライブ活動が停滞。空いた十分な時間と労力をアルバム制作に費やしました。アルバムタイトルは「ROAD TO GUY(漢への道)」。略すと「ローガイ」。スギムが「年齢に逆らわず自然体で 己の道を進もう」という意味が込められています。ライブハウスの事を想い制作した「WEEKDAYS LIVE LIFE」 「STAY MUSIC」。実体験を元にした「SUNDAY SUNSET」「カレーライス」「さよなら高円寺」。ライブで定番の「アイドルジャンキー」「LOST SUMMER」など。今作はクリトリック・リスの特徴でもあった「下ネタ」を抑えた結果、コミカルでありながらもエモーショナルな部分が強く浮き出る作品となりました。飾る事のない日常を切り取ったリアルな歌詞は、人々の心を突き刺し、涙を誘います。

アーティスト情報

SCUM EXPLOSION

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