歌詞

宛のない　像だけのこと

問われたら自分探しとか

聞こえのいい言葉を置いて

遠景を映している

通り過ぎる生活を眺め

見知らない誰かを羨む

どうすればいい？侘しさなんて

忘れてしまえたなら

ずっと揺らいだ儘の視界でいる

独りきりの世界にいる

誰も分かってはくれないんだ

乗り過ごした儘一生涯

降りる気はないからさ

終着点で充してくれ　どうか　どうか

現実譚は謳っている

数秒先に転んだって

竜頭蛇尾に終わったって

止めるわけにはいかないんだ

退廃的なようだ

未来の決まった切符を持って立って

此の儘でいいかなんて

空を引っ掻いて分かったんだろう

睨むように　向かいの影が

踏み外すか見張っているんだ

期待しなくなって薄れて消えた

ただの夢って気づいてしまったんだ

知らない方がきっと良かったんだ

無意味だ何だって決めつけちゃって

諦めるなら其れでいいんでしょう

きっと答えが無い儘終わっていく

怖くないと震えている

止め方なんて知らないんだ

決まりきっている道の上

其れでもいいからさ

灼き切れるまで飛ばしていこうか

ずっと揺らいだ儘の視界でいる

独りきりの世界にいる

誰も理解できなくて良いんだ

乗り過ごした儘一生涯

降りる気はないからさ

終着点で充してくれ　どうか　どうか

現実譚を綴っていく

聞こえない声を鳴らしたくて

罵詈雑言は形を変えたんだ

辞めるわけにはいかないから