The last train to the end of summer Front Cover

Lyric

The last train to the end of summer

ASAUMA

深い、深い夏に

取り残されてしまって

置いてかれないように

浅く、浅くと、息をする

長い、長い昼に

項垂れそうになりながら

知らない誰かに向かい

ぽろり、ぽろり呟くのさ

高い、高い山の

隙間に掴めそうな雲が

顔を出していたからさ

一つ、一つと吸い込む

遠い、遠い秋に

どうしようもられないくらいに

魅せられてしまった僕は

夏果に向かう終電車

乗り込むとそこに君がいて

会ったこともない君がいた

このままだと夏を終える

そんなこと君は気に止めず

初めは結構話したな

駅が進んでくのにつれて

君の口数は減ってった

僕は返事を待つばかり

窓を開けて走るこの列車

時々聞こえるアナウンス

それに被せて君は言う

「ーーーーーーーー」

え?と聞き返すけれど

君は言い直してはくれない

この駅の先はなんだろうか

この空の先はなんだろうか

深い、深い夜に

取り残されてしまって

置いてかれないように

ちらり、ちらりと、君を見る

長い、長い髪が

靡いて揺蕩って

微かに風に香るから

はらり、はらりと目を逸らす

暗い、暗い空に

この列車だけ独り

音を立てて走ってる気がして

少し、ばかりと切なくなる

一つ、二つ駅が

次から次へ去って

どうしようもない僕は

夏果に向かう終電車

隣にはまだ君が居て

幼馴染だと錯覚して

このままだと秋になる

そういうと君は笑ったね

今では会話は落ち着いた

駅が進んでくのにつれて

君の口数は減ってった

あ、そろそろ終点だ

窓を開けて走るこの列車

時々聞こえるアナウンス

それに被せて君は言う

「ーーーーーーーー」

え?と聞き返すけれど

君は言い直してはくれない

この駅の先はあるだろうか

この空の先はあるだろうか

何度でも聞き返そう

何度でも耳を傾けよう

あなたが聞いてなかろうと

わたしを見ててなかろうと

窓から見える景色が

少しずつ藍に染まっていく

この夏の先はあるだろうか

この夜の先はあるだろうか

ねえ、僕が聞いてみると

君は口を閉じたまま

終点の先はあるだろうか

あなたとの先はあるだろうか

何度でも聞き返そう

何度でも耳を傾けよう

終点の先はあるだろうか

これからの先はあるだろうか

流れる景色が遅まって

笑ってるあなたは揺らいで

これから先はどうしようか

これから考えていこうか

外の景色はもう止まって

あなたは「答えはもっと待って」

そういうことを言うからさ

僕はもう大人になってしまった

終点の先はあるだろうか

あなたとの先はあるだろうか

  • Lyricist

    Hazz

  • Composer

    Hazz

The last train to the end of summer Front Cover

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